スマホでカンタンにテレビCMを購入！CMストレージが提供する新しい広告手法

コロナ禍が進む中、非対面ビジネスが増加する中で、CMストレージ株式会社が新たな広告手法を発表しました。今や広告主は、スマートフォンを使って手軽にテレビCMを購入できるようになりました。

新時代の広告購入

CMストレージの提供するサービス「今すぐ枠ポチ！」は、なんと1本からでもテレビCMを購入可能です。これにより、従来は大手企業しか参入できなかったテレビCMの世界が、より多くの中小企業やECショップオーナーにも門戸を開くこととなりました。全国114社の地上波テレビ局のスポットCM枠が簡単に手に入るため、リスクを最小限に抑えながら広告活動を行うことができるのです。

フレキシビリティを実現

これまで、企業がテレビCMを流す際には、特定の地域に縛られた広告展開が求められました。しかし、CMストレージでは、広告主がターゲットとする地域を自由に選択し、カスタマイズしたCMを少量だけ流すことができる仕組みを整備しています。また、CMの制作に必要な完パケ（完全パッケージの映像）も、松（100万円）、竹（50万円）、梅（20万円）から選べ、要望に従った作品を手軽に作成できます。

課題を乗り越える挑戦

もちろん、テレビCMは他の広告媒体に比べて厳しい審査が設けられています。業態や素材に関する考査が行われるため、それをクリアするのは容易ではありません。しかし、CMストレージでは数多くの実績を基に、媒体への交渉を粘り強く行い、スムーズな流通を実現しています。それでもテレビ局に断られた場合には、全額返金制度を採用し、安心してサービスを利用できるよう配慮しています。

月額課金型プランも登場

加えて注目すべきは、CMサブスクプランの導入です。広告主は、松竹梅のプランに加え、「故郷に錦プラン」を選び、自分の出身地を意識したCMを流すことができます。これにより、広告活動を楽しみながら柔軟に行うことが可能になりました。CMストレージの山口代表は、広告の敷居が高いという従来の考えを変え、公共の電波を誰もが利用できるようにしたいと語っています。

過去の経緯と未来の展望

1953年から始まったテレビCMは、長い歴史の中で数多くの企業に恩恵をもたらしてきました。しかし、インターネットの台頭により一段と変化が求められている現在においても、テレビCMの持つ影響力は不動のものであり続けています。地方局では数万人、関東ローカルでは40万人、全国ネットならば100万人以上に瞬時に届くテレビCMの力を、ECサイトオーナーにも利用してもらいたいというのがCMストレージの願いです。