大谷大学生が地域に貢献するコミュニティ食堂
2025年10月12日、大谷大学のコミュニティ食堂「GOEN食堂」にて、北山杉の魅力を紹介する特別ワークショップが開催されます。このイベントは、京都市北区を拠点にして、地域との結びつきを深めることを目的にしたものです。
GOEN食堂の理念
「GOEN食堂」は、孤食の解消を目指し、全ての世代が集える場を提供しています。学生たちによる手作りカレーの提供や、地域住民との交流を通じて、参加者同士がより良い「ご縁」を結ぶよう願って命名されました。初めての取り組みとして、この食堂は学生が主導し、運営の全てを自ら行うことで、地域のニーズに応えることに注力しています。
北山杉ワークショップの概要
ワークショップは、参加者に京都産の木材についての理解を深めてもらうことを狙いとしています。学生たちが自ら伐採した北山杉を用いて、モルックという木製のゲーム道具を作成する体験も用意されています。また、この日は学生たちが北区の山の状況を報告するプレゼンテーションも行われ、地域の特性や課題について参加者と共有する貴重な機会となるでしょう。
イベント詳細
- - 日時: 2025年10月12日(日)10:00~14:00
- - 場所: 大谷大学食堂(講堂棟地下)
- - 内容: 1. 山の現状報告 2. 北山杉を使ったモルック制作 3. 昼食 4. モルック体験
- - 料金: 中学生以下は無料、高校生300円、大人500円
- - 協力: 「北山杉の里マルシェ」実行委員会
大谷大学の社会貢献活動
大谷大学は、積極的に社会連携事業を進めており、「地域に寄りそうプロジェクト」を展開しています。このプロジェクトでは、学生たちが地域の人々と共に学びながら、地域貢献に挑むことを支援しています。2024年度には8件、2025年度には4件が採択され、地域と連携した様々な取り組みを展開しています。
このように、大谷大学は地域とのコミュニケーションを重視し、大学生が自らの手で食堂を運営することで、地域貢献に向けた新しい道を開いています。孤食の解消、地域社会とのつながりを強化し、地場産業にも目を向けるイベントは、今後も注目されることでしょう。