能登半島文化財復興支援講演会、横浜で開催
2024年9月21日、横浜開港資料館にて「能登半島」文化財復興支援講演会が行われます。本講演会は、2023年1月1日に発生した能登半島地震により被害を受けた文化財の復興支援を目的としています。
背景
能登半島では、多くの貴重な文化財が地震により損なわれました。特に、横浜の銭湯経営者が寄進した石造物(鳥居や石灯籠など)も被害を受け、横浜と能登半島の歴史的なつながりが再評価されています。この復興支援の一環として、横浜都市発展記念館が中心となり、被災調査の継続と復興活動の周知を図るためにこの講演会を開催します。
講演会の概要
講演会では、当館主任調査研究員の吉田律人氏が講演を行います。内容は、能登半島と京浜地域の銭湯経営者に焦点を当て、地域間の交流や文化財の意義を考察します。開催は2024年9月21日(土)午後1時30分からで、事前申し込みが必要です。収容人数は50人で、参加費は1,000円です。
特典と寄附活動
参加者には、講演会当日、横浜都市発展記念館や横浜ユーラシア文化館の観覧料が免除される特典があります。また、講演会の収益の一部は、文化財の被災調査と復興支援のために寄附されます。募金箱も設置され、参加者からの寄附が受け付けられます。
パネル展示について
講演会に先立ち、再開館記念パネル展示「能登半島と横浜―銭湯がつなぐ人びとの交流―」も開催されます。この展示では、展示担当の調査研究員による解説が行われる予定で、具体的な日程は8月25日と9月8日です。参加費は無料ですが、常設展示の観覧券が必要です。
参加方法
参加希望の方は、各チケットを以下のリンクから購入できます。会場参加チケットは
こちら、映像配信チケットは
こちらです。映像配信は9月21日の講演会を録画したものが、10月4日から1月31日まで利用できる予定です。
この機会に、能登半島の文化財復興支援に貢献しつつ、地域の歴史や文化について理解を深める良い機会になることでしょう。