モリトーの介護リフト
2024-08-30 09:47:11

介護職の負担軽減に貢献するモリトーの床走行リフトの販売増加

介護職の強い味方、モリトーの床走行リフト



高齢者が増加する中、介護職員の負担がますます大きくなっています。そんな現状において、株式会社モリトーの床走行リフトは、2023年7月から2024年7月にかけて175%という驚異的な販売増加を記録しました。これは日本の高齢者施設での介護ニーズの高まりを反映したものです。

高齢者肥満率と介護人員の不足



最近、高齢者の肥満率が急増しており、この変化が介護職員の人員不足に直結しているとも考えられます。実際、介護施設での利用者様からは、体格の大きな方やスタッフが不足しているため移乗が大変という声が多く聞かれます。マクロな視点で見ると、70歳以上の男性において肥満率は1980年の11.4%から2019年には28.5%と、実に二倍以上に増加しています。

この肥満率の増加は、食生活の変化や運動習慣の低下といった要因に起因しています。国民健康・栄養調査によると、運動に対する関心はあるが改善するつもりがないと考える高齢者が多いとされています。

また、人員確保が難しい介護職場では、全職業の有効求人倍率が0.5〜1.1倍であるのに対し、介護分野では1.1〜2.31倍に達しています。特に、平成20年には介護分野の有効求人倍率が2.31倍という驚異的な数字を記録しました。これらのデータは、介護業界のひどい人手不足を物語っています。

ノーリフティングケアの重要性



このような背景の中で、ノーリフティングケアの理念がますます重要視されています。介護者が利用者様を持ち上げることなく移動させることができれば、腰痛や身体的な負担を軽減することが可能です。モリトーの床走行リフトは、そうした身体への負担を軽減するために設計されています。実際、リフトを導入した施設の職員からも、「リフトのおかげで安心して介護ができる」という声が聞かれ、介護現場での必需品となっています。

介護リフト「つるべー」シリーズ



モリトーが展開する「つるべー」シリーズは、全10種類、60パターンにも及ぶ豊富な製品展開が魅力です。使用場所は、寝室や風呂、トイレから玄関、さらには車への移動までと非常に多岐にわたります。介助者の腰痛対策だけでなく、介護を受ける方の自立支援にも寄与しています。自社で開発した吊り具も選べるため、個別のニーズに応じた対応が可能です。

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今後の展開に期待



介護人材の不足は今後ますます深刻化する見込みです。しかし、モリトーは「介護スタッフの負担軽減」だけでなく、重度のご利用者を支えられるよう、さらなる製品開発と普及に努めています。人口減少に直面する日本において、介護の質を向上させるための取り組みが求められています。

会社概要



高齢化社会において、介護職員の負担を軽減し、安全で尊厳ある介護を実現するため、モリトーの技術に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社モリトー
住所
電話番号

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