ライジングゼファーフクオカ、ホーム開幕戦で快勝
2024年10月12日、福岡にて行われたBリーグ2024-25シーズンのホーム開幕戦で、ライジングゼファーフクオカが熊本ヴォルターズを相手に見事なパフォーマンスを見せました。試合結果は福岡90点、熊本65点というスコアで、福岡の快勝となりました。
試合の流れ
試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられました。第1クォーターこそ僅かに熊本がリードを奪いましたが、福岡は第2クォーターに入ってからその勢いをグッと引き寄せます。特にアギラール選手の先制点を皮切りに、谷口選手やスミス選手の活躍が光りました。復帰したばかりのバーレル選手もダンクシュートを決め、会場のボルテージを一気に上げます。
福岡は主にディフェンスにおいて熊本のミスを誘い出し、攻撃機会を創出しました。また、寒竹選手が効果的な3ポイントシュートを決め、チームの士気をさらに高めました。この結果、福岡は前半の時点で既に16点ものリードを記録します。
後半戦に突入すると、福岡はそのリードをさらに広げていきます。中村選手の3ポイントシュートやスミス選手のインサイドプレーが立て続けに決定し、会場は熱狂的な応援に包まれました。特に第3クォーターでは68-41と圧倒的なリードを獲得し、試合の支配権を握り続けました。
最終的には福岡が熊本を65点に抑えつつ、90点を叩き出して勝利を収めました。この素晴らしい結果が、3000人以上のファンがスタンドを埋め尽くす中で実現したことが、この日の最大のハイライトです。
監督と選手のコメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは「序盤はプレッシャーを感じていたが、次第にリズムを掴むことができた。特にアウトサイドシュートのタイミングが合い始めたのも良かった」と話し、試合全体の戦術についての反省点も露わにしました。
また、中村太地選手は「ホームでプレーできたのが嬉しい。序盤の苦戦を乗り越え、チームとして調整できて良かった」とチームの進展を喜びました。
寒竹隼人選手は「連敗の後だけにこの勝利はとても嬉しい。会場の雰囲気が選手たちにとっても大きな力になった。これからも楽しいバスケットを見せていきたい」と思いを語りました。
まとめ
今回の試合は、ライジングゼファーフクオカにとって重要な一戦となりました。地元ファンとの一体感を感じながら戦った選手たちは、シーズンのスタートを切ったばかりのこのタイミングでの勝利を絶対的な自信に変えていくことでしょう。これからのシーズンでの更なる活躍に期待が寄せられています。