桜井に新たに誕生したオーベルジュで五感を満たす贅沢体験

新たな体験を提供する「AUBERGE de SENVIE」

2025年4月24日、奈良県桜井市の「なら食と農の魅力創造国際大学校（NAFIC）」内に、新たなオーベルジュ「AUBERGE de SENVIE（オーベルジュ・ドゥ・サンヴィ）」がリニューアルオープンします。このオーベルジュは、地元の特産や文化を生かした料理を厳選した環境で提供し、訪れる人が五感で楽しめる空間の創造を目指しています。

オーベルジュの意義と料理の魅力

「Sens（感覚）」と「Vie（命）」という言葉を組み合わせて名付けられたこの施設には、訪れる皆様が土地の恵みや文化を直接味わい、その命の豊かさを感じてもらうという願いが込められています。地元の伝統的な食材を用い、フランス料理の技法を駆使した料理を提供しながら、自然と歴史が響き合う空間を演出することを大切にしています。

シェフを務めるのは、数々の料理コンクールでの受賞歴がある浦辺大シェフ。彼は福岡の調理専門学校を卒業後、帝国ホテル大阪で14年間のキャリアを持ち、技術と創造力を養いました。地元の食材を活かし、奈良の風土と歴史をフレンチに昇華させた料理が、特に人気があります。シェフの信条は「料理は愛情と真心と工夫」。この思いが詰まった美食体験をお届けします。

学生と共に育む未来の食文化

また、「AUBERGE de SENVIE」では、NAFICのフードクリエイティブ学科の学生たちが実践的な調理やサービスを通じて、スキルを磨く場としても機能します。彼らは料理の技術だけでなく、食材の選定や価格設定、サービスマナーに至るまで、幅広い知識を身につけていきます。このように、オーベルジュは食の未来を担う人材育成にも貢献しているのです。