待望の復刊『洋服の歴史』が8月22日に発売！ヨーロッパの服装史を綴る名著

2025年8月22日、パイインターナショナルから待望の書籍復刊『洋服の歴史』が発売されます。この名著は、古代から1950年代に至るまでのヨーロッパの服装史を、600点以上にも及ぶ挿絵を用いて分かりやすく解説したものです。著者のヘニー・ハラルド・ハンセンは、デンマークで民俗学の修士号を取得した文化人類学者であり、服飾研究の権威として知られています。

1954年に初版が発行された本書は、時代を超えて多くの読者に愛され続けてきました。しかし、初版からの時が経つ中で、資料の更新や読みやすさが求められるように。そこで、今回の復刊に際し、再構成や新しい解説が加わります。これにより、従来の内容を大切にしつつ、現代の読者にも親しみやすい形に生まれ変わっています。

書籍はB5判変型、ソフトカバーという仕様で、184ページ中104ページは美しいカラーとなっています。また、定価は本体2,300円（税別）で、ISBNは978-4-7562-5956-1となっています。書籍を手に取った瞬間、その美しい装丁にまず目を奪われることでしょう。

この『洋服の歴史』を通じて、歴史的な視点から服装の変遷を辿ることができるだけでなく、ただの服装史ではなく、文化や美術といった幅広い視点から人間の生活や思想を読み解く手助けをしてくれるでしょう。読者は、自身のファッション感覚を磨くだけでなく、歴史的背景を知ることでより深い理解を得ることができるはずです。

著者のヘニー・ハラルド・ハンセンは、デンマーク出身の研究者であり、彼女の学問的な背景が作品の中に色濃く反映されています。彼女の視点から語られる服装の歴史は、均質な視点ではなく多面的多様性を持っており、各時代の文化や社区での生活模様を映し出しています。

本書は、服装の歴史を学ぶ人だけでなく、美術や文化を学ぶ学生や愛好者、ファッションに興味を持つ一般の方々にもおすすめです。装丁の美しさとともに、その内容の豊かさに触れることで、読む楽しさを体感できる一冊です。

興味のある方は、ぜひパイインターナショナルの公式サイトや書店で購入をご検討ください。読者の日常に特別な一冊として加わることでしょう。