インドネシア人向けの新しいコミュニティ「Kepo Jepang」が誕生！

インドネシアへの進出支援を目的とした「Kepo Jepang」

インドネシアでの日本への関心が高まる中、日本に住むインドネシア人の少なさが問題視されています。日本語学習者は世界で約70万人、近年の旅行者数も急増しています。しかし、実際に日本で生活するインドネシア人は意外にも少なく、就業者数は他の東南アジア諸国と比較すると低い状態が続いています。

背景には何があるのか

例えば、中国、ベトナム、フィリピン、ブラジルなどの国々が多くの外国人労働者を日本に送り込んでいる中で、インドネシアからの移住者は約8分の1しかいないのです。このことから、日本に憧れを持つインドネシア人が「日本での生活や仕事」を実現できていない現実が伺えます。そこで2020年に始まったのが「Kepo Jepang」というプログラムです。

日本をもっと好きになってもらうために

「Kepo Jepang」は、日本に興味を持つインドネシア人に向けて、日本文化や生活情報を提供するWebメディアとしてスタートしました。特に、日本語学習のための教材や読み物を中心に展開し、すでに2021年末には25万PVを記録。SNSでも多くのフォロワーを抱えているとのことです。

このプロジェクトの背景には、インドネシアに住む日本ファンを増やし、彼らが日本で生活したい・働きたいと思わせる環境を整えることが目指されています。

新たに立ち上がったコミュニティ「Kepo Jepang」

前述のような背景から、在日インドネシア人がより快適な生活を送れるよう、コミュニティサイトを立ち上げました。このプラットフォームでは、情報交換ができることを重視し、同郷のインドネシア人同士がつながる場を提供します。心細さを感じることが少なくなることで、海外での生活も少しは楽になるのではないかと期待しています。

機能紹介：多様な投稿方法で情報共有

「Kepo Jepang」では、様々な機能を通じて情報を共有することができるようになっています。

ブログ投稿機能

誰でも便利な生活情報をブログ形式で投稿できる機能を設けています。行政やビザ手続き、生活費に関する知識を共有することで、他の利用者の助けになることを目的としています。

写真投稿機能

当コミュニティでは、Instagramのように写真とテキストを組み合わせて投稿できます。これにより、在日インドネシア人同士が互いの近況を知り、日本での生活を楽しむ様子を視覚的に共有できる仕組みです。

メッセージ送信機能

この機能では、SNSやメールと連携し、直接的にメッセージを送り合うことが可能です。同じ立場のインドネシア人同士が、友人や知人を作りやすくする仕組みを持っているのです。

カケモチ株式会社のビジョン

このプロジェクトを支えるカケモチ株式会社は、日本企業のインドネシア進出をサポートすることを使命としています。多言語サイトの制作や越境ECの支援などを行い、インドネシアの市場に根ざした戦略を展開しています。これにより、多くのインドネシア人読者を持つメディアとして、ローカル市場を深く理解したアプローチが可能です。

「Kepo Jepang」は、自分の国に対する愛や、他国での生活を楽しむ力を伸ばすための場として機能しています。インドネシア人が日本での生活をより豊かにするための一助となることを願っています。