新メソッドの誕生
2026-03-31 11:36:17

新しいマーケティングメソッド「パブリックインサイト」の登場とその意義

新しいマーケティングメソッド「パブリックインサイト」の登場



デジノベーション株式会社(東京都杉並区)と株式会社大広(東京都港区)は、生活者の声と社会の変化を結び付け、中長期的な企業の成長を支援する新しいマーケティングメソッド「パブリックインサイト」の共同開発を発表しました。

開発の背景



近年、情報過多な社会の中で、従来の「顧客インサイト」に基づくマーケティング手法には限界が見えてきました。ブランドのメッセージを生活者に確実に届けるには、単なる商品の期待に応えるだけでは不十分です。企業は共感を生むテーマや、一貫したブランドメッセージの必要性を痛感しています。また、生活者の多くは、社会の大きな変化に影響された不安や期待を抱えていることが明らかになりました。

そこで、個人の意見を社会全体のコンテクストで理解し、未来の価値をデザインするための新しいフレームワークが必要だったのです。この背景から、パブリックインサイトが生まれました。

パブリックインサイトの概要



「パブリックインサイト」は、顧客や企業、社会全体が抱える「モヤモヤ」を言語化し、共有することを目的としています。これまでの顧客インサイトは商品の期待など、瞬間的な結果を生むものでしたが、パブリックインサイトは社会全体の声を重要視し、長期的な共感をもたらすことを目指しています。

このアプローチには、以下の3つの特徴があります。

1. 新しい現実と古い当たり前のギャップを発見


生活者が持つ習慣と社会環境の変化との間に生じるズレを特定し、未解決の不安や不満を洗い出します。これにより、企業が必要とする市場機会を見つけ出すのです。

2. AIと人間の対話を活用したインサイト発掘


デジノベーションの強みであるデータとAI技術を駆使し、生活者の声のビッグデータからインサイトを標準化して得る手法を採用。生成AIを用いて「パブリックインサイトカード」をタイムリーに量産し、人間の洞察を加えることで価値あるテーマを引き出します。

3. 未来の習慣を設計するシナリオプランニング


導き出したインサイトに基づき、将来の習慣を設計します。これは不確実な環境下でも通用する戦略にするため、シナリオ分析を実施。未来の様々なパターンを想定し、パブリックインサイトがどのように受け入れられるかを考察します。

実際の適用例



たとえば、休息や旅行に関連するパブリックインサイトを考えると、従来の「休みは生産性から外れた時間」であるという考え方が、社会の変化により「SNSで成果を求められる休み」に変わっていることが確認できます。この変化から導き出される課題は、「心がいつもアウトプットを求められる」というものです。このインサイトを基に、デジタルから離れることを重要視するブランドメッセージやリトリートプラン等の具体的な施策が生まれます。

今後の展開



このパブリックインサイトは、既に日用品メーカーなどを対象に「家事」や「ウェルネス」に関するトライアルプロジェクトが行われており、企業からの関心も高まっています。理由は、生活者の見えない声を言語化し、新たな価値を提供するという方向性が、中期経営計画や新規事業の枠組みとして構想する上で非常に有意義だからです。

企業のコメント



デジノベーションの代表取締役社長である伊藤友博氏は、「人間の意志とデジタル技術の融合により、新たな価値を創ることを使命としている」と述べ、デジタル技術を単なる効率化から、新しいマーケティングの価値へと進化させる重要性を強調しています。

全体を通して、この新たなメソッドがビジネスにどれほどの影響を与えるか、今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
デジノベーション株式会社
住所
東京都杉並区桃井1-18-2 CO-MO102
電話番号

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