愛知のウイスキー「尾張」シリーズが国際的評価を受ける
愛知県名古屋市に本社を置く東海酒造株式会社が製造する「尾張」ウイスキーシリーズが、2025年に開催されるインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)において、全4商品がメダルを獲得するという驚くべき成果を収めました。これにより、愛知県が誇るウイスキーが世界の舞台で認められることとなりました。
IWSC2025での実績
「尾張」ウイスキーからは、以下の4つの商品が評価を受けました:
- - 尾張ウイスキー ミズナラカスク: 91点のシルバーメダル。希少な国産ミズナラ材を使用した樽で熟成され、日本の美が表現されています。
- - 尾張ウイスキー エクスバーボン: シルバーメダル。バーボンウイスキーの樽で熟成されたことで、力強い個性が特徴です。
- - 尾張ウイスキー ロイヤルモルト: シルバーメダル。厳選されたピート原酒を使用しており、独自のリッチな味わいが楽しめます。
- - 尾張ウイスキー ハイクラス: 89点のブロンズメダル。エレガントで印象的な余韻が魅力です。
これらの製品は、90カ国以上から集まったスピリッツの中から、250人以上の専門家によって厳格なブラインドテイスティングを受け、選ばれました。
地域密着の姿勢
東海酒造は、「世界品質を地方から」という信念のもと、全国展開するのではなく、まずは地元愛知県の人々にウイスキーを楽しんでもらいたいと考えています。そのため、「尾張」シリーズは愛知県のみで販売されており、地元の誇りを大切にしたマーケティング戦略を展開しています。
妥協しないものづくり
東海酒造は少数精鋭のいわゆる小さな企業ですが、だからこそ一つひとつの製品に細部まで注意を払い、妥協のないものづくりを実現しています。少人数だからこそ、各製品に対し深い理解と思いを持って仕上げることが可能なのです。
ウイスキー「尾張」シリーズは、様々な樽熟成により個性が際立つ商品の数々です。今回の世界基準での評価により、小さな酒造でもしっかりとした競争力なくなると改めて実感しました。
さらなる挑戦へ
高い評価を受けたのはIWSCだけではなく、2025年のインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)でも全商品がメダルを受け取るという快挙を達成しました。これにより、2つの国際品評会で計8つのメダルを享受するという異例の成果を手にしています。この受賞は、「地方でも、世界と競える」という証拠となりました。
「私たちの創業からの歴史は短いですが、56年の歴史を誇るIWSCで認めてもらい、これが始まりに過ぎないと感じています。」と代表取締役の森川拓也氏は熱く語ります。
今後も愛知県限定としての展開を続けつつ、さらに品質向上を目指していきます。そして、愛知県から世界へと羽ばたくウイスキーとしての存在感を示していくことでしょう。
お問い合わせ先
東海酒造株式会社についての詳細や商品に関する情報は、下記の連絡先にてお問い合わせください。
- - 担当者: 森川
- - 本社: 〒468-0014 愛知県名古屋市天白区中平5丁目2107
- - 工場: 〒496-0911 愛知県愛西市西保町北川原23-12
- - TEL: 052-838-8175
- - Mail: [email protected]
- - HP: 東海酒造公式サイト
備考: ウイスキーは愛知県内限定での販売となります。少人数で運用しているため、返信に遅れが生じることがありますので、マーケティング等の売り込みや営業メールはご遠慮ください。