外国人材の活躍支援を目指す新会社「株式会社RKTsunagu」が設立されました

新会社「株式会社RKTsunagu」の設立と外国人材支援に向けた取り組み

2025年10月9日、東京都の株式会社ツナググループ・ホールディングス、株式会社リッケイ、Evo Ventures株式会社の3社が合同で設立した新会社「株式会社RKTsunagu」は、外国人材の活躍を促進するための体制を整えました。これにより、今後、日本国内で外国人材を積極的に受け入れるための基盤が築かれます。

設立の発表は2025年10月10日にベトナムのハノイで行われた国際テクノロジーイベント「RIKKEI GLOBAL SUMMIT 2025」を背景にしており、正式なMOU（覚書）の締結も行われました。このイベントは、外国人材に関する関心が高まる中、出資企業が結束して新たなステージへと進むことを象徴する場となりました。

事業内容と目指すビジョン

「株式会社RKTsunagu」が掲げる主な目的は、ベトナムを中心としたアジア地域から優秀な人材を採用、育成、送り出す全過程をフルサポートすることです。資本金は2,000万円で、初年度には700名以上の人材を日本に送り出すことを目標とし、長期的には年間3,000名規模の体制を確立することを目指しています。このようなビジョンの下、企業は多様な分野での人材の活用とその定着に向けた支援を強化していく方針です。

出資企業の役割分担

1. リッケイ（55%）: ベトナム国内での候補者募集や教育などを主導し、法務や労務に関するサポートも行います。
2. ツナググループ（40%）: 日本国内における受入企業の営業支援や定着支援を担当し、求人メディアを活用して新しい顧客の獲得も目指します。
3. Evo Ventures（5%）: 新規企業の開拓を進め、外国人採用に関するノウハウを提供し、ビジネスの実行フェーズをサポートします。

社会的背景と必要性

日本では、少子高齢化が進む中で労働力の確保が大きな課題となっています。このような状況では、外国人材の受け入れが解決策として注目されており、そのスムーズな進行を支える仕組みが必要不可欠です。グローバルな視点から優れた人材を獲得することは、企業の競争力を高めるだけでなく、日本社会全体にとっても重要な課題であるといえるでしょう。