涌谷駅が特別デザインの駅スタンプを導入！地域の高校生が手掛けたアート

駅スタンプアプリ「エキタグ」がJR涌谷駅にデビュー！

2025年1月26日、駅スタンプアプリ「エキタグ」がJR東日本の石巻線で運行される涌谷駅に新たなスタンプを導入します。このスタンプは地元の涌谷高校の美術部の生徒によってデザインされ、地域の魅力を伝える特別なものとなっています。アプリを通じて、全国の鉄道ファンに涌谷駅を訪れるきっかけを提供することが目的です。

特別デザインの内容

このスタンプデザインは、昭和49年3月25日まで当時の国鉄石巻線で活躍していた「SL11」や、昭和31年頃の涌谷駅舎の看板、さらに満開の桜が美しい城山公園、そして涌谷町の観光PRキャラクター「城山の金さん」がモチーフになっています。これにより、涌谷町の歴史や文化、自然の魅力を一目で感じることができるでしょう。

地元の高校生たちは、このデザインを通じて涌谷町をPRし、訪れる人々がエキタグを取得したいと思うような魅力を伝えることを目指しました。地域を盛り上げるため、美術部が中心となり制作に取り組んだプロジェクトは、町全体の支援を得て実現しました。

宮城県涌谷高等学校美術部の紹介

宮城県涌谷高等学校は、1919年に創立された伝統ある教育機関です。美術部は戦後から続く長い歴史を持ち、過去には宮城県内でトップの実績を誇った時代もありました。最近では、全国高等学校総合文化祭にて代表に選ばれるなど、若きアーティストたちが飛躍しています。特に、今回のエキタグデザインを手掛けた和田京太郎さんは、2024年の岐阜県大会に宮城県代表として出場する実力の持ち主です。

美術部では、地域貢献にも力を入れており、町民文化祭や地元の祭りでのフェイスペイントボランティア、さらには「食育ポスター」の審査員などとしても活動しています。また、公募展でも常に好成績を収めており、その存在感を示しています。