INMホールディングスとパーパスが提携しエネルギー業界に新たな風を吹き込む

INMホールディングスとパーパスの新たな提携

株式会社INMホールディングスが、ガス給湯器などの住宅設備機器を手掛けるパーパス株式会社と提携しました。この提携により、両社はエネルギー業界におけるポイントプログラムの導入支援に取り組むことになります。

INMホールディングスは、インターネット上での共通ポイントプログラムの運営において、長年の経験とノウハウを持つ株式会社ネットマイルを傘下に持ち、さらに新規サービスの企画や開発を行う株式会社インタレストマーケティングも内包しています。一方、パーパスはITシステム構築の分野で高い評価を得ており、ガス業界に特化した知識と経験を有しています。

提携の背景と狙い

今回の提携の目的は、自由化が目前に迫る電力やガス市場に新規参入する企業向けに、ポイントプログラムを導入するための包括的な支援を行うことです。具体的には、システムの設計からマーケティング戦略、さらには新サービスの企画と運用まで、様々な面で力を合わせていきます。

INMホールディングスの代表取締役・畑野仁一は、自社が創業以来追求してきた「ユーザー目線」に基づき、楽しいポイントプログラムを通じて特典への交換が可能なサービスを提供してきたと述べています。そして、パーパスとの提携により、エネルギー業界におけるポイントプログラムの展開がより一層進むことを期待しています。

知識を結集したセミナー開催

この提携に関連し、10月15日（木）には、大阪・梅田スカイビルで「クラウドAZタワー for電力フォーラム2015」というセミナーが開催されます。このイベントでは、INMホールディングスの代表が「電力小売りビジネスにおけるポイント戦略」について講演を行う予定です。これは、業界の動向やポイントプログラムの今後の展開について知識を深める貴重な機会となるでしょう。

エネルギー業界の未来

パーパス株式会社の取締役上級執行役員、川口忠彦氏は、エネルギー自由化による競争の激化の中で、顧客との接点が非常に重要であると強調しています。彼は、ポイントサービスが顧客とエネルギー事業者との関係を深めるための有力なツールであることを理解しており、このサービスを通じて競争力を高めていく意向を示しています。

両社の提携は、エネルギー業界に新しい風を吹き込むものであり、今後の市場動向に注目が集まります。ポイントプログラムの導入が、エネルギー事業者にとって勝ち残るための重要な要素となることでしょう。また、消費者にとっても、便利でお得なサービスが増えることが期待されます。