江崎グリコが展開する新しい店頭プロモーションの魅力と今後の展望

江崎グリコが2013年11月から「双子の魔法使いリコとグリ」を利用した新たな店頭プロモーションを本州・四国のイオンでスタートしました。この取り組みは、既存のキャラクターとコラボするのではなく、オリジナルキャラクターを商品の魅力を引き立てるアンバサダーとして活用する新しいスタイルです。

「リコとグリ」は、グリコ自身がデザインしたキャラクターで、彼らの役目はお菓子の楽しさや価値を消費者に伝えること。江崎グリコは「世界はもっとおいしくなる」というテーマを掲げ、キャラクターを通じて多数の幸せを提供しようとしています。

このプロモーションに賛同したのが、伊藤園と岩塚製菓の二社です。各社のキャラクターである「その」、「美雨（みう）」、「咲（さく）」が誕生し、3社の共同プロモーションが展開されることになりました。4月7日からは、イオンの対象店舗にて店頭POPが設置され、各社キャラクターのコレクションカード（全50種類）もプレゼントされる特典も用意されています。具体的には、対象商品を1個購入するごとに、コレクションカードが手に入ります。

昨年は、2次元のキャラクター「リコ」が、実際のリアルな形で店頭に登場したこともあり、今後は「その」や「美雨」も同様にリアルな形での登場が計画されています。さらに、オンラインでもコラボレーションを記念したスペシャルCM映像がYouTubeで公開され、プロモーションの楽しさを広めています。

江崎グリコの広域営業部企画チームは「リコとグリ」について、キャラクターの役割が製品の宣伝だけでなく、消費者に対してより良い体験を提供することにあると語っています。今後も業界を超えた新しい取り組みが期待されており、「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」とのコラボレーションも予定されています。

また、コレクションカードの難易度やレアリティは、ポッキーの本数によって表現され、時には特別なカードも存在します。この独自のスタイルは、消費者に期待感をもたらし、より多くの人々に商品に手を伸ばさせる工夫となっているのです。

このような新たな試みは、江崎グリコのキャラクターが持つ魅力を引き出し、ブランドの訴求力を一層高めることが期待されています。消費者は、商品の購入を通じてキャラクターたちとのコネクションを楽しむことができ、お菓子を通じて得られるプレゼント感を味わえるでしょう。このプロモーションが引き続き成功を収めることで、キャラクターたちの物語もより深まっていくことでしょう。未来のワクワクを一緒に体験できる機会に期待が高まります。