エックスサーバー、ネットワークの大幅な強化を実現
エックスサーバー株式会社(所在地:大阪市北区)は、最近バックボーンネットワークの強化を発表し、対外接続容量がついに1Tbpsを超えることを達成しました。この新たな容量は、急増するトラフィックと高負荷時のサービスを支えるために重要な進展です。エックスサーバーは、個々のユーザーに対してより高品質で安定的なインターネットサービスを提供できるようになりました。また、これに伴い検索エンジンからの評価も向上し、SEOにおける優位性が高まることが期待されます。
バックボーンネットワークの新しい体制
エックスサーバーでは、そのバックボーンネットワークに新たに2ヵ所の接続拠点を設け、合計で4ヵ所のPOP(Point Of Presence)を構築しました。これにより、東京・大阪の既存拠点に加え、新設された拠点によって、万が一の障害発生時でも他の拠点でのバックアップが可能となりました。この4拠点体制により、各接続拠点の障害リスクが大幅に軽減され、より安心して利用できる環境が整ったのです。さらに、全ての拠点とデータセンター間は100Gbpsの専用回線で結ばれ、効率的なデータ伝送を実現しています。これによって高い冗長性と信頼性が確保されています。
DDoS攻撃への強化策
近年問題になっているDDoS(分散型サービス拒否)攻撃に対して、エックスサーバーは新たに高性能なDDoS対策システムを導入しました。このシステムは、ネットワーク内部ではなく、グローバルに攻撃をブロックする構造になっているため、サービス停止のリスクを大幅に減少させています。攻撃を受けた際にも、サービスダウンを最小限に抑えることが可能で、これまでの実績としてDDoS障害に関しては、導入前と比較して90%以上の削減に成功しています。このような施策により、エックスサーバーは顧客に安心してサービスを利用してもらえる環境をさらに整えています。
将来への展望
エックスサーバー株式会社は、今後もバックボーンネットワークの強化を進め、顧客に対して高品質でコストパフォーマンスに優れたサービスを提供するための取り組みを続けていく方針です。このような取り組みを通じて、より多くのユーザーが安心してオンラインサービスを利用できる未来を目指しています。
会社概要
エックスサーバー株式会社は、2004年に設立され、大阪府大阪市北区に本社を置いています。代表取締役は小林尚希氏で、資本金は1億円です。本業務はクラウドインフラやWebアプリケーションシステムの開発、またその他インターネット関連サービスを提供しています。公式サイトは
こちら。