不動産投資を手軽にするPlatform、Pieceの最新ニュース
最近、ミラノに本社を置く不動産投資のフィンテック企業であるPieceが、プレシリーズAラウンドのファーストクローズで165万ユーロの資金調達を実施しました。この資金調達により、同社の累計調達額は438万ユーロ(約8億円)に達し、今後の成長に期待が寄せられています。
資金調達の詳細
今回の資金調達には、既存の投資家であるUTECに加え、新規には森ビルイノベーションファンドや東大創業者の会ファンド、スター・マイカ・ホールディングス株式会社、さらにはドイツブンデスリーガの選手である町田浩樹氏ら5名のアジアのエンジェル投資家および10名の欧州のエンジェル投資家が参加しました。これにより、可能性を秘めたシステムと事業モデルが再確認されました。
Pieceのビジョン
Pieceは、「Real Estate for Everyone」というビジョンを掲げています。この理念の下、若年層でもアクセス可能な不動産投資プラットフォームを構築し、特に急成長を遂げるヨーロッパ市場において、住宅価格の高騰に対抗する手段を提供しています。これにより、ユーザーはイタリアを中心に、手軽に不動産の小口投資を行えるようになります。
ユーザーと市場のニーズ
2023年5月に創業されたPieceは、同年末にはヨーロッパの不動産物件を小口化して投資可能にするプラットフォームを提供しました。これにより、35か国以上から3,000以上のユーザーが登録し、情報の非対称性や手続きの煩雑さを解消することが期待されています。また、先進的な証券トークンの売買プラットフォームも企画しており、安全性と透明性の向上にも努めています。
今後の展望
新たな資金調達によって、Pieceはグローバル市場におけるオペレーション強化やプロダクトのアップデート、取扱物件の拡充を行う予定です。特にイタリア市場だけでなく、ドイツ市場への進出も視野に入れてマーケティングを本格的に開始することを明らかにしています。これによって、引き続き投資家の期待に応え、さらなる成長を遂げていくことでしょう。
投資家の反応
出資した投資家たちは、Pieceの進化を見守りながらその成長を期待しています。Spiral Innovation Partnersの岡氏은「Pieceが欧州の不動産市場で個人が参加できる安全な入り口を確立したことに、大きな可能性を感じた」と述べています。さらに、東大創業者の会ファンドの伊藤氏は、「曽原さんの起業家としての実力は折り紙付きで、彼の挑戦を応援したい」との期待の声も。
創業者について
Pieceを共同創業した曽原健太郎氏は、東京大学を卒業後、投資ファンドでの経験を経て、教育関連のスタートアップを立ち上げた実績があります。彼の経営方針とRiccardo Momigliano氏とのタッグは、Pieceの成長に欠かせない要素となっています。
Pieceは、今後も新しいビジョンを持って不動産市場に挑み続けることでしょう。これからの展開にぜひご注目ください。