サイバーステップがWeb3ゲーム「Eggle Energy」の寄付を受領
サイバーステップ株式会社は、Web3ゲーム「Eggle」において使用されるゲームコイン「Eggle Energy($ENG)」の寄付を受け取り、その内容を発表しました。この寄付は、2025年6月18日に行われ、受領額は500万$ENG、約1807万円相当です。これは、暗号資産関連事業の強化を目指したもので、特に「Eggle」のエコシステム拡大に寄与することが期待されています。
寄付受領の背景
今回の寄付は、2月3日に発表されたBacoor dApps株式会社との業務提携に基づいて行われました。この提携により、両社は共同で「Eggle」の開発に挑み、2025年4月1日からサービスを開始しています。寄付の申し出は、2025年6月13日にオフィシャルアカウントからあったとのことです。サイバーステップは、今回の寄付を通じて、暗号資産を活用した新たな収益源を育て、Web3領域における事業の多角化を図る計画です。
寄付の取り扱い方針
サイバーステップでは、受領した$ENGを開発中のWeb3ゲームや関連サービスでの利用を検討しております。また、会計上の処理や税務上の取扱いは、専門の監査法人や税理士と連携をとり、適切に行う方針です。これにより、企業全体の運営体制を強化し、持続的な成長を実現していくことを目指します。
今後の見通し
サイバーステップは、今後「Eggle Energy」や他の暗号資産の運用・管理体制を一層強化し、新たな収益機会の創出を図ります。この寄付がきっかけとなり、暗号資産のディーリング業務を本格的に検討する方針で、適切なガバナンス体制を整えながら、徐々に業務を開始していく状況となります。
受領した$ENGは、マーケティング活動や研究開発の資金など、具体的な事業活動に活用される予定です。また、将来的には株主向けに暗号資産を活用した優待制度の導入も見据えているとのことですが、当面の間は寄付分を株主優待や配布用途に使用することはありません。
現時点では、寄付が連結業績に与える影響は軽微と考えられていますが、将来、資産の換金が行われた場合には収益計上が発生する可能性もあります。その際には、適時に情報を開示するとしています。
まとめ
この寄付を受領したことにより、サイバーステップはさらなる成長を目指し、新規Web3ゲームの開発やデジタルコンテンツの創出に注力していく方針です。また、これを契機にWeb3分野における存在感を高めることで、企業価値の向上を図り、ユーザーやステークホルダーの期待に応える事業推進をし続けていくとしています。