ミズノの新ヘルメット
2024-09-06 16:19:46

ミズノが初の産業用ヘルメットFT01を発売 - 安全性と快適性を兼ね備えた新商品

ミズノ初の産業用ヘルメットFT01の登場



近年、作業現場の安全性確保がますます重要視されています。そんな中、スポーツ用品メーカーのミズノが初めて産業用ヘルメット「FT01」を発表しました。これは、建設業や物流業で働く人々を考慮した設計であり、快適性とフィット感を重視したアイテムです。発売日は2023年9月20日で、全国の作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインなどで購入することができます。

労働環境の安全対策強化



2023年10月より、物流業の労働安全衛生規則が改正され、最大積載量2トン以上のトラックでは荷役作業中にヘルメットの着用が義務化されるようになります。これにより、作業中の労働者の安全確保が求められています。実際、ミズノが行った調査によると、現在使用されている産業用ヘルメットに対して約80%の労働者が不満を抱えていることがわかりました。特に多かったのは、ヘルメット内の蒸れや作業中のずれといった問題です。

FT01の特長



1. フィット感の向上



「FT01」の最も大きな特長は、作業中のずれを軽減する独自のフィッティング構造『Mizuno-Fitmet』です。後頭部にゴムバンドを使用することで、頭の動きに合わせてフィット感が変化し、圧迫感を軽減します。これにより、ヘルメットが多少ずれた状態でも安心して作業に集中できます。

2. 通気性の確保



作業環境での快適性を考慮し、FT01はヘルメットと内部ライナーの間に空間を設けています。この構造により、前方から入ってきた風が頭頂部を通って後方に排出され、蒸れや暑さを抑制します。また、衝撃を和らげるための樹脂製パーツが内部に使われており、耐久性にも優れています。

3. 洗える内部



さらに、FT01はプラスチック製内装を採用しており、全体を水洗いすることが可能です。内装の額当て部分は吸汗速乾性の素材で、取り外しが簡単なので常に清潔に保つことができます。

ミズノのワークビジネス戦略



ミズノは1997年から企業向けのユニフォームを企画・販売しており、この分野での経験を生かして産業用ヘルメットの開発に至りました。2016年からはワークシューズやアパレルを展開し、2019年にワークビジネス事業部を新設。様々な業種に向けた商品のラインナップを拡充しており、2027年度には180億円の売上を目指しています。

まとめ



「産業用ヘルメットFT01」は、労働者の安全と快適性を同時に考慮した新商品であり、2万個の販売を目指しています。作業環境の改善が期待される中、今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
ミズノ株式会社
住所
大阪府大阪市住之江区南港北1-12-35ミズノ株式会社 大阪本社
電話番号
06-6614-8000

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