高齢者の認知症予防に新たな光！ヘビメタ教室の魅力

最近、高齢者の間でヘビーメタルのボイストレーニングが注目されています。埼玉県川口市に位置するSMDボーカル教室は、この独自のメソッドを通じて認知症の予防を目指し、多くのメディアで取り上げられています。特に、2023年に出版した『オジーメタル公式ガイドブック』が話題を呼んだこともあり、シニア世代からの参加希望者も増えてきました。

認知症問題とその対策

厚生労働省の発表によれば、2025年には高齢者の約700万人が認知症になると予測されています。これを受けて、認知症の予防策として余暇活動を楽しむことが推奨されており、麻雀やカラオケなどの活動が人気を集めています。

そんな中、ヘビーメタルを取り入れた新たなボイストレーニングが脚光を浴びることとなりました。この方法は、精神的な充足感や体力向上、さらにストレス発散といった多角的なアプローチを通じて、心身の健康を促進します。対象者からは、「ヘビメタのシャウトがストレス解消になり、生きがいを感じられるようになった」という声も寄せられています。

ヘビメタがもたらす喜び

ヘビーメタルのレッスン内容は、腹式呼吸や高音域の発声、そしてエアギターやエアドラムの動作など、多岐にわたります。これらのトレーニングを通じてステージングの技術や音感、リズム感も養われ、楽しいだけでなく実践的なスキルも身に付けることができます。受講者からは「若返ったと褒められることが増え、見た目も心も若くなった」との嬉しい報告が上がっています。

新刊『オジーメタル公式ガイドブック VOL2』の発表

この流れの中、2024年9月28日には『オジーメタル公式ガイドブック』第2弾が発表される予定です。この書籍では、具体的な認知症予防の方法やボイストレーニングのメソッドが詳しく解説されます。著者であるSMDボーカル教室の代表、本山直人は、35年の指導歴を持ち、3万人以上の受講者を育成してきました。その経験を生かし、効果的なトレーニング内容が詰まった一冊となるでしょう。

本山氏は、シニア向けの認知症予防バンド「オジーメタル」を立ち上げ、メジャーデビューを目指して活動中です。彼は、「目標を持つことで人は若返る」と信じ、それを実現するためのサポートを提供し続けています。特に、69歳でボイストレーニングを始めた女性が70歳でシンガーソングライターとしてデビューした実績を持ち、その効果は多くの人々に示されています。