携帯電話向け新たなコンテンツ開発ツール「セントリックスSDメディアエンコーダ」登場

株式会社セントリックスが、携帯電話向けのコンテンツソリューション市場に向けた新しいツール「セントリックスSDメディアエンコーダ」の販売を開始しました。このツールは、動画や音楽などのコンテンツをマイクロSDカードにプリインストールするために必要なマスターデータの生成を支援します。コンテンツSD事業を展開する同社は、これにより携帯電話を通じた映像や音声の視聴をよりスムーズに実現することが可能です。

「セントリックスSDメディアエンコーダ」は、株式会社メディアキャストが提供する技術を利用しており、これまで難解だった映像や音声ファイルのSD-VIDEO形式へのエンコード、BMLデータ作成、さらにはTSファイルの生成までの一連のプロセスを簡略化しています。これにより、クリエイターやプロデューサーは、より迅速かつ効率的にコンテンツを制作することができるのです。

この新ツールは、Adobe Premiere Pro CS3との互換性があり、映像の入力や編集を同ソフトウェアで行い、最終出力を「セントリックスSDメディアエンコーダ」で設定することで、ワンセグ受信端末に適したTSファイルを生成することが可能になります。また、BML技術を用いてアプリケーション内からインターネットにアクセスしたり、データ放送表示部にオリジナルコンテンツを表示したりすることも可能です。

さらに、セントリックスは「コンテンツSDワンストップソリューション」を展開しており、生成したTSファイルを独自のデュプリケーション技術を使用して、各メーカーのCPRM対応マイクロSDカードに容易に書き込むことができます。これにより、全国の携帯ショップなどでの流通を拡大し、コンテンツSD事業を円滑に進めていく支援を行います。

コンテンツSDは、携帯端末向けに設計されたマイクロSDカードに動画コンテンツを収録し、ワンセグ放送に対応する機器で視聴可能な動画ソフトパッケージです。コピー防止機能も備えており、1ギガバイトのメディアには約4時間、2ギガバイトには約8時間の高画質映像を収録できる能力を持っています。

セントリックスが提供する「コンテンツ SDワンストップソリューション」は、動画や映画、音楽、ゲームといった多彩なコンテンツをマイクロSDに収録し、流通までの全プロセスをサポートします。企画から著作権保護、SDへの書き込み、流通まで一貫して担当し、ユーザーのニーズに応えることができます。

このような取り組みにより、株式会社セントリックスは携帯電話向けソリューション市場での地位を強化し、さらなるサービス向上を目指しています。会社のウェブサイトを通じて詳細情報が掲載されていますので、コンテンツ制作に興味のある方はぜひチェックしてみてください。

セントリックスの本社は東京都渋谷区にあり、2006年に設立されて以来、モバイルテクノロジーソリューションを提供するテクノロジープロバイダーとして成長を続けています。

公式ウェブサイト: セントリックス
お問い合わせ: 03-6868-7200

会社情報

会社名
株式会社セントリックス
住所
東京都渋谷区道玄坂1-19-9第一暁ビルディング9階
電話番号
03-6868-7200

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