日立ソリューションズが手掛ける新たなサービス
株式会社日立ソリューションズが、物流業界における革新的なサービスを提供開始しました。2023年4月7日から始まる「複数コード対応高速スキャン提供サービス」は、スマートフォンを利用した荷役業務の効率化を目指しています。この新しいサービスは、1分間に最大480件のバーコードやQRコードを同時に読み取ることができる技術を駆使し、業務の実態把握や改善を支援します。
物流効率化法の改正背景
2023年4月1日付けで改正された物流効率化法により、一定規模以上の製造業や流通業は特定荷主として指定され、物流業務の実態を把握し、改善状況を報告することが求められるようになりました。この変化は、特に荷物の発送や受領に関わる企業に大きな影響を与えます。しかし、多くの企業ではまだ、荷待ちや荷役の実態を把握するための体系的な仕組みや、デジタル化が進んでいないのが現状です。
スマホアプリによるデータ収集
日立ソリューションズの新サービスは、直感的に操作が可能なスマートフォン向けアプリケーションを通じて、入出荷時刻や検品結果、出荷数量などのデータを集約します。特別なスキャナ端末は不要で、既存のスマートフォンにアプリをインストールするだけで利用可能です。このため、特定の拠点や業務に限って試行し、効果を確認することもできます。
MatrixScan技術に基づく高速処理
このサービスの基盤となるのが、Scandit AGの提供するMatrixScan技術です。この技術を利用することで、複数のバーコードやQRコードを一度に読み取ることができ、作業ミスを減らし、業務の生産性を向上させることが可能です。また、検品から受領完了までの作業時間を集計し、可視化することで、現場の作業負荷を明確に把握することができます。
物流業界の未来を支える日立ソリューションズ
日立ソリューションズは、物流業務の実績データを利用し、さらなる業務の効率化を図る計画を進めています。今後は、取引先を含む物流プロセス全体の改善にも寄与する形で、計画策定や報告業務の効率化を目指していくとしています。これは、物流業界が抱える人手不足や運送能力低下といった課題に立ち向かうための重要な施策でもあります。
社会のサステナビリティに貢献
近年、物流の効率化は社会全体のサステナビリティに関わる重要な課題となっており、日立ソリューションズはこの分野のリーダーとしての役割を果たすべく、責任を持って技術革新とサービス提供に取り組んでいます。「複数コード対応高速スキャン提供サービス」を通じて、業務の可視化とともに、社会のニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。
更なる情報は、日立ソリューションズのウェブサイトを訪れて確認してください。サービスに関する詳細やお問い合わせについても、同サイトでの受付が可能です。