ヤプリがAmazon Payに対応、アプリ開発がさらに便利に
株式会社ヤプリ(東京都港区)は、自社のアプリプラットフォーム「Yappli」がAmazonの決済サービス「Amazon Pay」に対応したことを発表しました。この新たな機能により、アプリ開発の現場がどのように変化するのかをご紹介します。
ノーコードで簡単に導入可能
「Yappli」は、ノーコードでアプリが開発できるプラットフォームです。システム開発専門の知識がなくても、誰でも容易にアプリを作成し配信することができます。今回のAmazon Pay対応では、ユーザーが簡単にこの決済機能を取り入れられるような環境が整いました。特に注目したいのは、ヤプリの顧客管理システム「Yappli CRM」との統合が可能となった点です。これにより、会員情報を一括して管理でき、ユーザーは便利なショッピング体験を享受できます。
安全な決済環境を提供
Amazonが推奨する方式であるsafariviewおよびChrome Custom Tabsを使用し、セキュアなWebviewを活用することで、アプリ内での決済画面遷移を安全かつスムーズに行えるようになっています。具体的には、AndroidユーザーはChrome Custom Tabs、iOSユーザーはSFSafariViewControllerを利用することができます。これにより、ユーザーはアプリを離れることなく安心して決済を行い、その後もスムーズにアプリに戻れるという利点があります。
ハニーズの公式アプリにも採用
この対応は、レディースファッションブランド「ハニーズ」の公式アプリにおいても実現しました。顧客は、App StoreやGoogle Playからスムーズにアプリを取得し、Amazon Payを活用した買い物を楽しむことができます。ハニーズアプリでは、カジュアルなファッションアイテムからトレンド性のある商品まで幅広く展開されており、ユーザーは快適なショッピング体験を期待できます。
Amazon Payの利用のメリット
Amazon Payを利用すると、顧客は既にAmazonアカウントに登録されているお支払い情報や配送先情報を使用できます。これにより、購入時の手間が大幅に削減され、お客様にとって快適なお買い物体験が提供されます。現在、国内で利用可能なECサイトにおいてAmazon Payが導入されているサイト数は10万を超えており、多くのユーザーに親しまれています。
注意事項と今後の展望
ただし、Amazon Payは事業者のECサイトにすでに導入されている必要があり、アプリ単独での導入は不可能です。ECサイトとアプリを連携させることで初めて機能する点に注意が必要です。
今後、さらに多くの企業がこの便利な機能を導入することが期待されます。Yappliに興味がある方は、
[email protected]へお問い合わせください。この新たな機能が、アプリ開発の現場にどのような変化をもたらすのか、注目が集まります。
まとめ
ヤプリが提供するアプリ開発プラットフォーム「Yappli」は、Amazon Payとの連携を通じて、より便利で安全なショッピング体験をユーザーに提供できるようになりました。顧客管理に関しても大きな進展がありますので、アプリ開発者や事業者はこの機会にぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。