AssetView Cloud +の新バージョン発表
株式会社ハンモックは、統合型IT運用管理ツール「AssetView」シリーズの新たなブランド「AssetView Cloud +」の新バージョンを発表しました。この新バージョンでは、特に情報セキュリティに関する機能が強化されています。
重要情報の棚卸対象の拡大
現代のビジネス環境では、内部不正による情報漏洩が深刻な問題となっており、IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威 2025」においても第4位に位置付けられています。退職者による重要情報の持ち出しなどのリスクに対処するため、今回のバージョンでは棚卸対象が拡大されており、従来のクライアントPC内の機密情報に加えて、ファイルサーバー内の情報も確認できるようになりました。
この機能により、ファイル名だけでなく、ファイルの中身を解析して重要情報を見つけ出し、どこにどれだけ保存されているかを明確にすることが可能になります。これにより、情報管理がより適切に行えるようになり、内部不正による情報漏洩リスクを大幅に低減することが期待されています。
Webコンソールへのアクセス制限強化
クラウドサービスの普及に伴い、不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まっています。これに対応するため、AssetView Cloud +ではWebコンソールへのアクセスを許可された特定のグローバルIPアドレスに制限できるホワイトリスト機能を新たに追加しました。この対策により、許可されていないアクセスを防ぎ、より安全な利用環境が整います。また、2024年5月にはクラウドセキュリティに関する国際規格「ISO/IEC 27017」を取得予定です。
AssetView Cloud +の特徴
AssetView Cloud +は、情報システム担当者が効率的に管理・対策業務を行えるよう設計されています。従来のデバイス中心の管理から脱却し、「ヒト」を起点とした新しい管理アプローチを提案。ユーザーの運用目的に合わせて柔軟にプランを選択できるため、無駄を省き、IT投資の効果を最大限に引き出すことが可能です。
さまざまなプランを提供しており、情報漏洩対策、PC更新管理、IT資産管理、さらにはSaaS管理など、多岐にわたるニーズに応えるソリューションが用意されています。
株式会社ハンモックについて
今年のリリースにおいて、株式会社ハンモックは「テクノロジーの力で未来をつくる新しい体験を提供し、ひとりひとりが輝く社会へ」という理念を掲げ、法人向けのソフトウェアを提供しています。顧客のニーズに応じた高品質なソリューションを迅速かつ適切な価格で提供することを目指し、今後も新たな機能を実現していく所存です。ハンモックの最新の取り組みや製品については、公式ウェブサイトを通じて最新情報をチェックしてください。
公式ウェブサイト:
株式会社ハンモック