障がいを持つエンジニアのキャリア支援を強化する株式会社アイエスエフネットの取り組み

障がい者の雇用促進に向けた新たな展開

株式会社アイエスエフネットは、障がいの有無に関係なく多様な人材が活躍できる労働環境の整備に取り組んでいます。2025年に向けて、同社は障がい者を対象としたITインフラエンジニアの採用を拡大し、能力に応じた平等な報酬を実現しようとしています。

ダイバーイン雇用に向けた取り組み

アイエスエフネットは、「ダイバーイン雇用」の概念に基づき、障がいを持つ方が自身の特性を活かし、安心して働ける環境を提供しています。この理念は、ダイバーシティ（多様性）とインクルージョン（包摂）を組み合わせたもので、全ての人に「働く喜び」を感じてもらうことを目指しています。

現在、日本において障がい者の就労率は徐々に向上していますが、専門的スキルが求められる職種へのアクセスには依然として限界があります。アイエスエフネットは、技術者に新しい機会を与えることで、この状況を打破しようとしており、障がいのあるエンジニアが報酬においても平等に扱われる環境を整えています。

充実したサポート体制

■ 支援の内容
アイエスエフネットは、障がいを持つエンジニアに対して、以下のようなサポート体制を整備しています：

- 産業医との連携
- 相談窓口（カウンセラー）の設置
- 私傷病休暇制度の導入
- リテンションセールスチームの運用

これらのサポートを通じて、個々の特性に合った職場環境を提供し、自身のスキルを最大限に活かせる環境を創造しています。

行動指針と今後の展望

アイエスエフネットの最高ヒューマンリソース責任者である山本英治氏は、「障がいの有無に関わらず、働きやすい環境を整えることで、生産性の向上を図っている」と述べています。また、コンサルティング本部の西川義樹氏は、合理的な配慮の実施と理解促進を通じ、より多くの従業員が障がいの特性を理解し、共に働くことを目指しています。

特に、IT業界では部分在宅や完全在宅勤務のニーズが高まっていますが、これに対応すべく、同社はより柔軟な働き方の選択肢を増やすために準委任契約を推進しています。

障がい者雇用率の向上と社会への貢献

アイエスエフネットは過去10年間で1,000名以上の障がい者を雇用し、新たな多様な職域を創出してきました。今後も教育と環境の整備を進め、企業全体の業務効率化と生産性の向上に貢献する方針です。

まとめ

株式会社アイエスエフネットの取り組みは、障がい者の雇用環境の改善だけでなく、全社的な生産性向上にもつながっています。これからも、すべてのエンジニアが活躍できる理想的な環境を目指し、障がいを持つ方々への支援を広げていくことでしょう。

詳しい取り組みについては、アイエスエフネットの公式サイトを訪れてみてください。