国産木材の魅力を発信!「もくチャレ」デザイン学生コンテスト開催

東京都が運営する国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」では、学生を対象としたデザインコンテスト「もくチャレ」が開催されます。このコンテストは、将来の担い手となる学生に、国産木材の現状や木材利用の可能性を知ってもらうことを目的としています。学生が木材に触れ、関心を深めるきっかけとなることを目指しています。

今回のテーマは「木育」です。木育とは、子どもたちが木とふれあい、木を学ぶことで、自然への理解を深め、豊かな感性を育むことを指します。コンテストでは、国産スギの板材を使って、子どもたちが木とふれあい、木を学ぶことができる家具のデザインを募集します。

応募資格は、国内の大学院、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校、高等学校の在学生です。年齢、性別、国籍は問いません。グループでの応募も可能です。

応募期間は、令和6年6月17日から8月23日までです。応募作品は、国内外未発表の作品に限ります。

審査の結果、最優秀賞には30万円、優秀賞には10万円、奨励賞には3万円が贈られます。

コンテストの詳細については、MOCTIONのホームページをご覧ください。
「もくチャレ」は、国産木材の魅力を若い世代に伝え、木材産業の未来を担う人材育成を目的とした取り組みです。木材は、環境負荷の低い再生可能な資源であり、地球温暖化対策にも貢献できます。近年では、木造建築や木質製品の利用が拡大しており、木材産業は大きな成長が見込まれています。

「もくチャレ」を通して、学生たちは木材の特性や可能性を理解し、木材を使った新しいデザインやアイデアを生み出すことを期待されます。また、コンテストを通じて、木材産業への関心を高め、将来は木材に関わる仕事に就きたいと考える学生が増えることも期待されます。

東京都は、今後も「MOCTION」を拠点として、国産木材の魅力を発信し、木材産業の振興に貢献していきます。

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