新たな施工支援が始まる「ANDPAD BIMサービス」
株式会社アンドパッドが展開する、BIM(Building Information Modeling)を活用した新しいサービス「ANDPAD BIMサービス」が、いよいよ正式にスタートしました。このサービスは、建設業界における人手不足やインフラの老朽化に対応し、設計から維持管理までの全プロセスを効率化し、生産性を向上させることを目的に開発されました。
背景にある課題とアンドパッドの取り組み
現在、建設業界は慢性的な人手不足に直面しています。特に、BIMに関連する専門知識を持つ人材が不足しており、多くの企業が「どこから始めればよいのか分からない」といった課題を抱えています。国土交通省もBIM活用の推進に取り組んでいますが、実際の現場運用には多くの壁が立ちはだかっています。
アンドパッドは、2023年7月から「ANDPAD BIM」β版を提供し、現場でのBIM活用を推進してきました。ゼネコンの皆様との対話を通じて、個別のニーズに応えるための支援体制の必要性を強く感じ、新たなコンサルティングサービスを立ち上げました。これにより、BIMの導入から本格的な運用、さらには施工計画や施工図の作成支援にまで対応できる体制を整えました。
「ANDPAD BIMサービス」の特徴
この新しいサービスは、BIMの設計から施工フェーズまでの課題を把握し、最適な活用法を提案します。具体的には、以下のような支援を行います。
- - コンサルティング: 新たなプロダクトや機能の開発を含む共創コンサルティングの提供。
- - BIM導入支援: 各企業や部門向けに、BIM導入の計画を策定し、演習や講習を通じて支援。
- - 施工計画・施工図支援: BIMを活用した施工計画および施工図の支援。
- - DX推進支援: ANDPADの各種製品を活用し、現場における情報共有やコミュニケーションを促進。
このような幅広いサービスを通じて、アンドパッドは建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させます。
先行導入企業の成功事例
「ANDPAD BIMサービス」をすでに利用している大林組や大成建設からは、ポジティブなフィードバックが寄せられています。大林組の宮村氏は、施工計画モデルを利用することで、現場での安全や品質向上に寄与していると述べています。また、大成建設の平田氏も、現場目線で利用可能なプロダクト開発に感謝し、今後のさらなる機能向上に期待を寄せています。
「ANDPAD BIMサービス」の利点
このサービスの最大の利点は、専門知識がない企業でもBIMを導入しやすい点です。また、施工計画や図面の作成もサポートされているため、時間とコストの削減が見込まれます。このように、アンドパッドは企業のBIM活用を促進するための強力なパートナーとなることでしょう。
詳細情報
「ANDPAD BIMサービス」については、専用のウェブサイトが公開されています。新規事業の検討やBIM導入に関心がある企業にとって、非常に有益な情報が提供されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
ANDPAD BIMサービスのウェブサイトはこちら
まとめ
建設業界に新たな風を吹かす「ANDPAD BIMサービス」。BIMの導入から現場での活用までをサポートするこのカーサービスは、確実に業務の生産性を向上させることでしょう。今後も、アンドパッドの取り組みに目が離せません。