九州エリア初登場のヒルトン・ガーデン・イン
大和ハウス工業株式会社とヒルトンが提携し、長崎市に「ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街」を2027年前半に開業することが発表されました。これは、九州エリアで初めて進出するヒルトン・ガーデン・インブランドとして、長崎の観光とビジネスに貢献することが期待されています。
このホテルは、長崎駅から路面電車で約10分の便利な立地にあり、西九州新幹線の開通により福岡からのアクセスも約90分と、訪れる全ての人々にとって魅力的なロケーションです。さらに、313室の客室は広さ約27平米を中心に設計され、滞在中は心地よい空間で過ごすことができます。
設備とサービス
ホテル内部には、ダイニングレストラン「Together & Co.」があり、地元の食材を活かした料理が楽しめる予定です。また、24時間営業のセルフサービス店舗「&To Go」では、快適な滞在を支えるスナックや飲み物が手に入ります。さらに、フィットネスセンターも完備されており、ビジネスに訪れる方や観光客にも配慮した施設が整っています。
開業に向けた期待
大和ハウス工業からは、ビジネス・ソリューション本部長の下西佳典氏が「長崎新地中華街周辺の地域活性化に寄与し、多くのお客様に満足していただけるホテルを目指します」とコメントしています。また、ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区代表のジョセフ・カイララ氏も「歴史的な都市である長崎に進出できて非常に嬉しい。観光名所にも近いこのロケーションで、心温まるサービスを提供したい」と述べています。
長崎の魅力を発信
長崎は、その文化や歴史が色濃く残る街であり、それを象徴する観光地である『出島』や『大浦天主堂』といった名所に近い立地が、このホテルの魅力を更に引き立てています。訪れる人々は、長崎の多様な魅力を感じながら、モダンな宿泊体験を楽しむことができます。
大和ハウス工業株式会社は、1955年に創業以来「建築の工業化」を企業理念に掲げ、多様な事業を展開してきました。これにより地域経済の発展に貢献することを目指しています。ヒルトンは、140の国々に8,400軒以上のホテルを持つホスピタリティのリーダーであり、今回のプロジェクトを通じて、さらにその影響力を広げていくことでしょう。
2027年のオープンに向けて、ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街は着々と準備を進めています。長崎の地域経済を支える新たな拠点として、多くの人々に愛されるホテルとなることが期待されます。