WOOTANGの新しい挑戦
水だけで育成できるインテリア植物を提供するブランド「WOOTANG(ウータン)」が、2027年に神奈川県横浜市で行われる「GREEN×EXPO 2027」の出展者に内定した。この博覧会は国際的な園芸文化の普及を目的とし、日本では約37年ぶりのA1クラスの国際園芸博覧会である。
「GREEN×EXPO 2027」では、横浜市内の旧上瀬谷通信施設で約半年間、花と緑のあふれる暮らしの提案を行う予定だ。WOOTANGは、このイベントを通じて、水耕栽培のインテリア植物を展示し、その技術や魅力を国内外に向けて発信していく。
水だけで育てる新感覚インテリア植物
WOOTANGは2020年に設立され、以来、水耕栽培によって育てる観葉植物やサボテン、蘭などをオンラインで販売している。消費者の「育てる手間が面倒」「虫が出る」という悩みを解消するために、水だけで育成可能な植物を開発した。これにより、デザイン性の高いインテリア植物を提案している。
商品ラインアップ
- - 水だけで育てる観葉植物 Sサイズ(税込4,400円), Mサイズ(税込6,600円), Lサイズ(税込8,800円)
- - 水だけで育てるサボテン キューブ型(税込9,800円), シリンダー型(税込7,700円)
- - 水だけで育てるマイクロ蘭 (税込5,500円)
- - 水耕栽培用のアボカドVase (器のみ税込3,300円)
これらの製品は、通常のハイドロカルチャーと異なり、独自の技術により“水だけ”で育成できることが特徴だ。加えて、観葉植物を切り花と共に飾る楽しみも提案している。
手間いらずで安心の育て方
WOOTANGが提案する水耕栽培は、日常の手間を大幅に軽減する。週に一度の水やりだけで済み、旅行に出かけた際も2週間程度は問題なく過ごせる。また、虫や砂ぼこりの心配がないため、どこにでも置いて楽しむことができる。ユーザーは、マスキングテープでデコレーションを行い、オリジナルのアレンジを楽しむこともできる。
環境への配慮
WOOTANGは、販売する植物を「水で育てる小さな森」と位置付けており、水耕栽培を通じて植物と水の重要性を再認識してもらうことを目指している。環境問題に積極的に寄与するため、売上の一部をユニセフや国際環境NGO FoE Japanに寄付しており、既に浄水剤74万錠とマングローブ苗木1,080本を寄付している。
今後の展望と商品開発
2025年には「アート×植物」をテーマにした新製品の開発を予定している。石や流木と組み合わせたオリジナルの植物Vase、手作りのテラリウムなど、アート性の高い商品づくりを強化し、国内外のアーティストとコラボレーションする。こうした独自のスタイルで、グリーンな生活を提案し続ける。
WOOTANG代表・中島大輔の想い
WOOTANGの代表であり植物アーティストである中島大輔は、植物とアートの融合を目指し、様々な芸術祭などに参加している。彼は、植物を通じて人々に育てる楽しさを広めるためのワークショップも行っており、今後もインテリアと植物の新たな可能性を追求していく予定だ。
「GREEN×EXPO 2027」ではWOOTANGの出展だけでなく、彼の植物アートも展示される見通しだ。この挑戦を通じて、訪れる人々に新たなインスピレーションを提供していく。
詳細は
WOOTANGの公式サイトをチェック。