セブン‐イレブンの挑戦
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、持続可能なサプライチェーンの構築を目指し、2023年2月9日より北海道エリアにおいて製造回数削減の取り組みを開始しました。この取り組みは、人口減少や高齢化などの社会環境の変化に応じたもので、食品業界における新たな挑戦を意味します。
取り組みの内容
具体的には、セブン‐イレブンのオリジナルフレッシュフードの中で、特に販売量が高いおにぎり、弁当、サンドイッチなど約60アイテムの製造回数を、これまでの1日3回から2回に削減します。これにより、北海道内ですべてのオリジナルフレッシュフードの製造が2回以下に設定され、製造効率の向上が見込まれています。
新技術の活用
今回の取り組みは、産学連携による新技術を取り入れることで実現しました。この技術により、製造時の衛生レベルを向上させ、品質や美味しさを保持したまま鮮度の延長が可能となりました。その結果、製造回数の削減が実現しています。
期待される効果
北海道エリアでは、これまで製造効率の低さや長距離輸送、雇用問題が悩みの種でした。この取り組みによって、追加の効果が期待されています。例えば、製造効率の向上だけでなく、輸送効率の改善、フードロスの減少、さらにはCO2排出量の削減といった側面にも寄与します。
これまでの取り組み
セブン‐イレブンは、過去にも環境や社会問題に対して様々な取り組みを行ってきました。例えば、配送回数の削減やリードタイムの延長を実施し、効率的な物流の実現に努めています。新規商品の発注時期を変更し、各エリアの在庫調整を行うことで、必要な量を適正化しています。
具体的な施策
- - 新規商品の1週間前発注: 新商品の発注を早めることで、各エリアの在庫の適正化を図っています。
- - 定時納品の緩和:納品予定時間にとらわれず、加盟店の協力を得て荷待ち時間を短縮しました。
- - 夜間納品便の集約:日配品の納品を効率化し、配送員の勤務時間も改善しています。
- - 曜日別納品時間変更:物量が多い曜日に合わせて納品時間を調整し、物流の見直しを行っています。
まとめ
セブン‐イレブンの持続可能な社会を実現するための取り組みは、環境への配慮に加え、効率的な製造プロセスを構築することにも寄与しています。今後も同社は、物流課題の解決に向けた新たなアイデアを実践し続け、持続可能な社会の形成に貢献していくことが期待されています。