日本フレスコボール協会、ポルトガルで国際大会に日本代表選手団を派遣

日本フレスコボール協会、LUSITANA INTERNATIONAL CUP 2024に挑む

日本フレスコボール協会（JFBA）は、2024年9月27日から29日までポルトガル・カシュカイシュにて開催される「LUSITANA INTERNATIONAL CUP 2024」に日本代表選手団を派遣します。この国際大会は、International Beach Racket Association（IBRA）が主催し、多くの国から選手が参加します。

フレスコボールの世界

フレスコボールは、1945年にブラジルのリオデジャネイロで生まれたビーチスポーツで、国によって呼び名やルールが異なるものの、基本的にはパートナーと協力してラリーを続けるスポーツです。例えば、日本や韓国、ドイツでは「フレスコボール」と呼ばれますが、ギリシャでは「テニスボール」を使用し、イスラエルでは「マトコット」という名称で「スカッシュボール」を使って競技が行われています。このように、各国の特色がありながら、フレスコボールは“思いやりのスポーツ”として全世界で楽しまれています。

カシュカイシュの魅力

今回の大会が開催されるカシュカイシュは、ポルトガルのビーチリゾート地として知られ、美しい海岸線と柔らかい砂浜が広がっています。具体的には、カルカヴェロスビーチが会場であり、観光客で賑わっています。広々としたビーチはパートナーと一緒にフレスコボールを楽しむには最適な環境です。

日本代表選手団の紹介

2024年度の日本代表選手団は、経験豊富な選手たちで構成されています。全員がブラジル選手権大会に参加した経験があります。IBRAのルールに従って、各試合ではスピードガンを使用し、スピードを競います。また試合時間は7分間と長く、体力的に厳しい戦いが繰り広げられます。日本選手団は、世界のトップを目指し日々練習に励んでいます。

男子カテゴリ選手

- 赤塚康太（KOTA AKATSUKA） - 湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
- 五十嵐恭雄（YASUO IKARASHI） - 支援募集中
- 松井芳寛（YOSHIHIRO MATSUI） - フレスコボール関西 Grêmio VENTO 所属
- 中野克希（KATSUKI NAKANO） - フレスコボール明石 Grêmio PONTE所属

ミックスカテゴリ選手

- 五十嵐恭雄（YASUO IKARASHI） - 支援募集中
- 宮山有紀（YUKI MIYAYAMA） - フレスコボール関西 Grêmio VENTO 所属
- 赤塚康太（KOTA AKATSUKA） - 湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
- 落合真彩（MAAYA OCHIAI） - 湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
- 中野克希（KATSUKI NAKANO） - フレスコボール明石 Grêmio PONTE 所属
- 鈴木麻井子（MAIKO SUZUKI） - 逗子フレスコボールクラブ所属

フレスコボールの普及とコミュニティ

フレスコボールは、単なるスポーツではなく、コミュニケーションデザインスポーツとしての顔を持っています。競技は双方が協力し合い、対戦ではなく共演の体験を大切にします。日本国内では、27のJFBA公認地域クラブと4の公認学生団体が存在し、地域に根付いたコミュニティが形成されています。日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力を広めるべく2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県に地域クラブを作ることを目標に活動しています。

私たち日本代表選手団は、ますます注目されるフレスコボールの魅力を世界に伝えられるよう、精一杯頑張ります。応援をよろしくお願いいたします！