薬局情報更新を自動化
2025-09-04 10:42:20

クオールとカンリーが連携し薬局情報を自動更新する新サービスを開始

クオールとカンリーの新しい連携



2025年8月より、株式会社カンリーとクオールホールディングス株式会社が連携し、医療機関における情報更新業務を効率化する新サービスが開始されます。この提携により、カンリーが提供する「カンリー店舗集客」で管理される営業時間情報が、クオールが運営するオンライン調剤サービス「薬急便」に自動で反映される仕組みが構築されました。

このサービスの狙いは、薬局現場での情報更新業務を大幅に軽減し、患者に正確かつタイムリーな情報を提供することにあります。医療機関を探す際に、正しい営業時間や所在地を素早く確認できることは、患者にとって非常に重要です。特に薬局では、来店の可否を判断するための情報が特に重視されるため、情報の信頼性が求められます。

増大する情報更新の負担



しかし、薬局側はGoogleビジネスプロフィール、自社サイト、専門的な検索サービスなど、複数のチャネルで情報を発信し続けることが求められています。限られたリソースの中でこれらを手動で更新するのは、非常に大きな負担となります。営業時間の表示ミスや反映の遅れは、患者の信頼感や満足度に直結し、運営側にもリスクをもたらします。

そこで、カンリーの店舗情報を「薬急便」に自動更新する仕組みが登場しました。この機能により、1回の更新で複数の媒体に情報が同期され、患者は常に最新かつ正確な情報を受け取ることができます。これにより、薬局側の業務負荷とヒューマンエラーに起因するリスクを大幅に軽減することが可能になります。

期待される導入効果



この連携によって、以下のようなメリットが期待されています:

  • - 情報更新業務の削減: 複数のチャネルでの情報管理が一元化され、更新作業の時間が大幅に短縮されます。
  • - 患者利便性の向上: 正確な営業時間情報が提供されることで、患者の利便性と信頼性が向上します。
  • - 運営リスクの軽減: 表記ミスや反映漏れが防止されることで、運営側のリスクが軽減されます。
  • - DX推進と標準化: 薬局におけるデジタルトランスフォーメーションが加速し、情報管理体制の標準化が進むでしょう。

さらなる情報連携の拡充



今後は、連携対象情報を「住所」「提供サービス」「設備情報」などさらに拡張し、より包括的な情報の運用効率化を目指す方針です。

クオールホールディングスの白国宏基氏は、「薬急便」の更新内容が店舗ページに自動反映されることにより、業務負荷が大幅に軽減されたとコメントしています。彼は「もっと早くに導入していれば良かった」と語り、患者の利便性向上に努めていく意向を示しました。

関連リンク



「薬急便」については、こちらのサービスサイトをご覧ください。カンリーのサービスについては、こちらの資料をチェックしてください。

これからもクオールとカンリーは、患者のために正確な情報をタイムリーに提供し続けることに努めていくことでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社カンリー
住所
東京都品川区東品川2丁目2番20号天王洲オーシャンスクエア6階
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。