鹿児島の深い魅力を世界へ発信するYouTubeチャンネルが始動

鹿児島の魅力を世界に届ける「People of Kagoshima」

鹿児島の人々に焦点を当てたYouTubeチャンネル「People of Kagoshima」が、令和3年8月3日にスタートしました。これは単なる観光地の紹介ではなく、鹿児島に住む人々の人生の物語を通じて、地域の深い文化を掘り下げていくプロジェクトです。運営は合同会社GOTOKUと鹿児島県海外広報官が行っており、持続的な観光の実現を目指しています。

このチャンネルは、鹿児島の伝統文化や特産品、そして歴史を背景にした人々の生活を掘り下げ、訪れる人々に地元の葛藤や喜び、ストーリーを伝えます。美しい一面だけでなく、地元の人々がどのように地域と向き合い、苦労してきたのかを知ることで、観光地の表面的な魅力だけではなく、より深い理解を得ることができるでしょう。

投稿動画の魅力

「People of Kagoshima」では、すべての動画に英語の字幕が付いており、国内外の視聴者には嬉しい仕様になっています。初回のインタビューでは、鹿児島市内の「Coffee Soldier」というコーヒー専門店が取り上げられ、そこに住む人々のストーリーが語られました。また、クラフトビール・バーガーの「Dolphin Industry」や、日置市で活動中の「ひおきPR武将隊」の重水さんといった他の方々も順次紹介されていく予定です。

代表的な活動として、薩摩焼の伝統工芸士である沈壽官のインタビューや、天空の森・雅叙園の田島社長の話にも触れることができます。これらの内容は、鹿児島県の魅力を多面的に伝えることに貢献しています。

ホームページの開設

さらに、「People of Kagoshima」ではYouTubeチャンネルに加えて、英語専門の公式ホームページも開設されました。投稿された動画はジャンル別に整理されており、過去の動画も簡単に検索することが可能です。実際に訪れることができるスポットに関する詳細情報も掲載されているため、観光客にとって非常に便利なプラットフォームとなっています。

この「People of Kagoshima」プロジェクトは、観光業の新たな形を提示しており、地域住民のストーリーを通じて地域の魅力を引き出す試みです。鹿児島の深い文化や人々の物語に触れることで、観光客はより豊かな体験を持つことができるでしょう。

これまでの観光プロモーションとは一線を画し、人々の生活や感情を大切にするこのプロジェクトに、ぜひ注目してみてください。チャンネル登録をして、これから発信されるクールな情報をお見逃しなく！

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