新刊『Harper's BAZAAR art』No.3、アートの物語を描く特集をスタート

働く女性をエンパワーするインターナショナルファッション誌『ハーパーズバザー』から、待望のアートメディア『Harper’s BAZAAR art』の最新号が2025年4月11日に発売されます。今回の号は、これまで不定期に発行されていた『ハーパーズバザーアート』の春と秋、年2回の定期刊行の第1号となります。

豊かな色彩で表現するアートの魅力

今号のカバーアートには、近藤亜樹さんによる力強い筆使いと豊かな色彩が印象的な作品《星、光る》が使用されています。これにより、アートとファッションの交差点が鮮やかに映し出されています。本号のテーマは「The NARRATIVE POWER of ART」。アートが持つ物語の力に焦点を当て、数々のアーティストが社会の中で抱える問いや感情を掘り下げていきます。アートが描く物語を通じて、日常の景色に新たな視点をもたらすことでしょう。

アーティストの言葉に耳を傾けて

アートコンテンツマネージャーの中村志保氏によるEditor’s Letterは、私たちがアートを受け取ることで生まれる新しい問いや共感を深く考察しています。アーティストの声に耳を澄ますことで、見慣れたものが違って見える発見があるかもしれません。

世界に羽ばたく日本の女性アーティストたち

特集では、特に目を引く6人の日本の女性アーティストを取り上げます。絵画、テキスタイル、インスタレーション、パフォーマンス、生成AIを用いたアートなど、様々な分野で活躍する彼女たち。彼女たちの作品と、その背後にあるストーリーを全40ページに渡って紹介します。近藤亜樹さんの他にも、インドネシアでの人と土地のつながりを考察する今津景さんなど、注目のアーティストたちの作品に触れることができます。

アオイヤマダの影響を受けたアーティストに迫る

特別インタビューでは、ダンサーで俳優のアオイヤマダさんが影響を受けたアーティストについて語ります。視覚ディレクターの河野未彩さんにインスパイアされたというアオイさんの言葉から、瞬間的な美しさや感情の変化を感じ取ることができるでしょう。

陶芸作家たちの進化を探る

さらに、進化を続ける陶芸作家たちの特集も見逃せません。伝統技法を守りつつ、新たな表現を見出したアーティストたちの創作の核心に迫ります。色鮮やかなセラミック作品で陶芸の境界を広げるルビー・ネリや、身体との関わりを考えた作品を創る西條茜さんなど、多様な視点からのアートの世界が広がります。

アイデンティティをめぐる探求

作品から感じるアイデンティティとは何か。文化的背景や歴史、ルーツとコミュニティとのつながりを反映させたアーティストたちの表現を通じ、自己の存在を問い直します。ユーモアを交えた表現を追求するアーティスト達が、自らのアイデンティティに向き合う理由がここにあります。

限定特典の情報も

特に注目すべきは、書店限定で提供されるスペシャル特典です。蔦屋書店などの一部店舗では、オリジナルポストカードがもらえるキャンペーンや、大垣書店麻布台ヒルズ店ではオリジナルトートバッグと過去号の電子版が特典として用意されています。どちらも数量限定のため、お早めにチェックすることをおすすめします。

名画ヒロイン診断も登場！

さらに、もしあなたが名画の世界に生きていたら…というユニークな性格診断も公開中です。有名な名画に描かれた女性たちの個性と魅力が反映され、あなた自身の新たな一面を見つけるきっかけになるかもしれません。

すべてのアートファン、ファッション愛好者必見の一冊、『ハーパーズバザーアート』No.3をぜひ手に取ってみてください！

【発売日】2025年4月11日（金）
【販売価格】1,800円（税込）
【購入方法】全国の書店及びネット書店で取り扱い中。