書評家・三宅香帆氏の新著が電車内広告に登場
2024年12月11日から2025年1月10日まで、東京メトロで書評家の三宅香帆氏が著した書籍『「好き」を言語化する技術』の広告が掲載されます。この本は、発売からわずか数か月で12万部を超える売上を記録し、全国の主要書店での新書ランキングでも1位を獲得するなど、話題を集めています。
魅力的な広告ビジュアル
広告には「好き」を言語化する楽しさを伝えるビジュアルが使われ、「好きなことを言語化することで10倍楽しくなる」というメッセージが掲げられています。掲載路線は日比谷線、東西線、千代田線、他続く数路線で、多くの通勤客の目に触れる機会が増え、多くの読者層にアプローチできることが期待されます。
知られざる『推し活』の魅力を解説
この書籍は、宝塚やアイドルに情熱を注ぐ三宅香帆氏が、書評家としてのノウハウをもとに執筆したもので、「好きなものをどう表現すれば良いのか」という疑問に答える内容となっています。SNSの投稿、ブログ、ファンレター、音声配信など、さまざまな場面で有用な具体的なテクニックやアイデアが紹介されており、特に「好きなものの魅力を言葉にするのが難しい」と感じている読者からや高い評価を得ています。
特に、SNS上では「私の心情そのものだ!」という共感が広がり、多くの人が本書の内容を支持しています。全国の書店では、ランキングトップを獲得する店舗も続出。大垣書店や有隣堂、TSUTAYA、丸善ジュンク堂書店、紀伊國屋書店などの新書ランキングでも1位を記録しています。
自信を持って「好き」を語ろう
三宅香帆氏は、感想やレビューを書くためには文才や豊かな語彙力が必要だという誤解を解き、「ちょっとしたコツ」を知ることで誰でも自分の言葉で「好き」を表現できるようになる方法を示しています。
彼女は、「好きな作品について話すことは、その作品がどんなに素晴らしいかを語るだけでなく、自分自身の人生の素晴らしさを表すことでもある」と述べています。自分の「好き」を表現し、自信を持つことが、本書の中で伝えられるメッセージの中心です。
言語化の重要性と人気の背景
2024年12月3日に発表された「三省堂辞書が選ぶ今年の新語2024」では、「言語化」が大賞に選出され、現在、書店では「言語化」をテーマにした書籍が数多く並んでいます。本書もその代表的存在となっており、推し活市場が8000億円に達すると言われる中で、その内容が多くの読者に支持される理由となっています。
特に、20代~30代の女性を中心に、「やばい!しか言葉が出てこない」という悩みに共感を得ており、「私の気持ちを代弁している!」という声が多く寄せられています。
読者の反応
読者からは、「感情を言語化するプロセスが具体的に解説されていて、とても理解しやすかった」といった声や、「感想を書くハードルが一気に下がり、自分も好きなものについて書いてみようと思えた」といった感想が寄せられています。さらに、「語彙力がなくても、思い切って好きな著者に感想を伝えられるようになった」といった喜びの声も多数届いています。
これらの声は、三宅香帆氏の書籍が、多くの人々に自分の「好き」を効果的に伝える助けとなっている証拠です。東京メトロの広告展開を通じて、さらに多くの人がこの本に触れ、「言語化」の技術を学ぶことを期待されます。