オープンワークが大阪拠点を開設し地域経済活性化を目指す

オープンワーク、大阪拠点を新たに設立

転職・就職の情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社が、関西エリアでの企業支援を目的に大阪拠点を開設したことを発表しました。これにより、地域におけるより良い人材と企業の出会いの場を提供し、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。

大阪拠点開設の背景

オープンワークは2018年に、企業が登録者に直接アプローチできるダイレクトリクルーティングサービス「OpenWorkリクルーティング」を開始しました。このサービスでは、自社の企業ページに求人情報を掲載できるほか、豊富な社員の口コミや評価スコアをもとに、優れた応募者にスカウトを送ることができるため、企業は効果的な採用活動を進めることが可能です。現在、契約社数は3,500社、Web履歴書登録者数は126万人に達しています（2024年9月末時点）。このような背景から、関西圏での就職を希望する求職者が増加しており、ニーズに応える形で大阪拠点の設立が決定されました。

とはいえ、全国的に深刻化する人手不足が企業に影響を及ぼしており、業績悪化や倒産が増える中、オープンワークは自社のリクルーティングサービスを通じて、地域企業の採用活動を支援し、さらなる事業成長を目指しています。

大阪拠点の特徴

新設された大阪拠点の所在地は、大阪市北区梅田のヒルトンプラザウエストオフィスタワーの15階です。関西圏における一層の展開を図るため、2023年11月には、大阪府、京都府、兵庫県を中心にテレビCMを放映し、地域での認知度向上を狙いました。

OpenWorkについて

OpenWorkは、実際に働いた経験に基づく社員や元社員の声を集め、企業の労働環境を透明にすることを目的としたWEBサイトであり、多くのユーザーに支持されています。約1,830万件の口コミと評価スコアが蓄積されており、ユーザー数は約680万人に達しています。このような膨大なデータをもとに、企業と求職者のマッチングをより良いものとし、一人ひとりが自分らしく働ける環境の創出を目指しています。

会社概要

オープンワーク株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、代表取締役の大澤陽樹がその運営を担っています。資本金は1,644百万円で、東証グロース市場に上場しています（証券コード5139）。

このように、大阪拠点の開設はオープンワークの新たな一歩であり、地域経済に好影響を与えることが期待されています。開設に伴い、さらなる求人情報の提供や地域企業との連携が進むことにより、活気ある就職市場の形成へとつながることでしょう。大規模な求人・求人情報ネットワークを通じて、より多くのユーザーが新たな挑戦の場を見つけられるよう、今後の展開が楽しみです。