ホシザキの革新による食器洗浄機の新たな評価
ホシザキ株式会社が誇るアンダーカウンタータイプの食器洗浄機JWE-400TUCが、公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)が主催する「JIDAデザインミュージアムセレクション Vol.27」に見事選定されました。この選定は、年々注目を集めるデザインの一つで、多くの人々に影響を与えることでしょう。
JIDAデザインミュージアムセレクションの概要
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、JIDAが毎年行っている事業で、独自の基準をもとに、優れたデザインを選出・表彰します。2025年の第27回には、合計354件が推薦され、その厳正な審査の結果として59点が選ばれました。ホシザキがこの選定を受けるのは今回が2回目で、これは前回に引き続き、2年連続の栄誉です。そして、このJWE-400TUCは2023年度のグッドデザイン賞も受賞しており、そのデザイン性と機能性が広く認められています。
JWE-400TUCの特長
このアンダーカウンター型食器洗浄機は、特に飲食店の厨房にフィットするデザインを追求しています。直感的な操作が可能なUI(ユーザーインターフェース)を搭載しており、省エネ性と清掃性の向上に寄与しています。また、洗浄部の容積が拡大されているため、より大きな食器も容易に洗浄することができます。素材感を生かしたステンレスやガラスのデザインは、さまざまな環境に溶け込むように設計されています。
特にこだわりのデザインポイントは、スプレーノズルの形状です。この部分はツバメの翼からインスピレーションを受けており、空気抵抗を減少させつつ、水流を効率的に回転力に変換できる仕組みを取り入れています。このような創意工夫が、ホシザキの食器洗浄機の独自性を際立たせています。
デザインに関する審査講評
審査委員の講評によると、JWE-400TUCは堅牢性と美しい意匠が調和したフラットなステンレスの筐体で、多様な飲食店のスタイルにも欠かせないアイテムとされています。また、静電式スイッチのオペレーションパネルを採用することで、使い勝手だけでなく視認性も向上させています。このデザインは、飲食業界における道具の美しさと機能性を両立させたものとなっています。
日本のデザイン文化への貢献
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、1998年に始まり、26年以上の歴史を持っています。このプロジェクトは、インダストリアルデザインが社会に提供できる高品質な製品を選定することを目的としているだけでなく、それらの製品を収集・保管し、次世代へと伝えていく役割も果たしています。新しい価値や文化を創生することによって、社会全体に広い影響を及ぼすのです。
次回の「デザインミュージアムセレクション Vo.27」は、2026年1月16日から20日まで東京都港区AXISギャラリーで開催される予定です。ホシザキの食器洗浄機がさらに多くの人に知られ、評価される機会となることでしょう。デザインと機能性を両立させたホシザキの製品に期待がかかります。