野菜染めのタオル
2019-07-12 10:30:10
大阪・泉州の伝統野菜から生まれた新感覚タオル「雫~SHIZUKU~」の魅力
近年、エコやサステイナブルな商品の需要が高まる中、私たちの日常に新しい風を吹き込む商品が誕生しました。それが「雫~SHIZUKU~」。大阪の泉州地域で育まれた伝統野菜を用いて染色されたこのタオルは、ただの布製品を超え、農業と生活をつなぐ架け橋となっています。
「雫~SHIZUKU~」の誕生は、2011年の東日本大震災にまで遡ります。当時の袋谷タオル合資会社の店長、袋谷謙治氏は、津波による復興を目指す宮城県のプロジェクトに関わりました。そこで彼は、「農家の人たちがいなければ、自分たちの仕事も成り立たない」という実感を得ました。それがきっかけとなり、農業とタオルの融合を企画し、2014年に「雫」というブランドを立ち上げました。
泉州地域の特産野菜、例えば水なす、泉州玉ねぎ、松波きゃべつ、彩誉にんじん、大阪産バジルなどから抽出した天然染料を使用することで、タオルにはその野菜特有の穏やかな色合いが表現されています。それぞれの野菜の特徴を生かした染色技術は、商品の魅力をより一層引き立てています。
今回リニューアルされた「雫~SHIZUKU~」シリーズには、タオルハンカチ、よれないガーゼタオル、おいしいキッチンタオルの3種類が登場しました。どのアイテムも、使用することで農家の方々の想いや泉州の特色を感じることができます。特に、「よれないガーゼタオル」はその名の通り、洗濯後も形をキープするため実用性も抜群です。
また、パッケージデザインも際立っています。ひと目でどの野菜から染められているのかがわかるビジュアルが施されており、まるでおしゃれな雑貨の一部としても置いておきたいほど。パッケージ内にはQRコードが印刷されており、染に使用した野菜を育てている農家の情報にもリンクしています。これにより、タオルを手にした方が別の視点から農家の生産活動について知ることができ、農業に対する理解と感謝を新たにすることでしょう。
「雫~SHIZUKU~」は、泉州タオルならではのふんわりとした柔らかさと優れた吸水性が際立っています。農家の人々が手間暇かけて育てた野菜の色彩が施されたタオルは、実用性に富んでいながらも、デザイン性でも楽しませてくれます。まさに、一つのタオルで二つの楽しみを提供する贅沢品として、多くの人に親しまれることでしょう。
さらに、2023年には東京ビッグサイトで行われる「インテリアライフスタイル2019」というイベントにも出展が予定されており、購入者は直接タオルの肌触りや色合いを体験できる機会が増えます。自宅での生活を彩るだけでなく、ギフトとしても喜ばれる「雫~SHIZUKU~」は、多くの人々に新しい感動を与えることでしょう。
大阪発の「雫~SHIZUKU~」は地域独自の文化の発信としても重要な役割を果たしており、今後の展開にも期待が寄せられる新感覚のタオルブランドです。是非、この機会に購入し、農家の想い、伝統野菜、そして心地いい肌触りを体感してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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袋谷タオル合資会社
- 住所
- 大阪府泉佐野市旭町3−37
- 電話番号
-
072-462-2288