抗加齢システム導入
2014-12-02 17:15:40

デイサービス施設が導入する抗加齢問診票システムの全貌

抗加齢問診票システム「Life Style Compass」の導入



株式会社日本シューターが、12月から滋賀県草津市にある「デイサービス暖団 草津店」で、革新的な抗加齢問診票システム「Life Style Compass」を導入します。このシステムは、高齢者に特化したアンチエイジングケアを提供し、個々の健康リスクを把握することを目的としています。

システムの概要


「Life Style Compass」は、医学研究に基づいて開発された問診票システムです。高齢者が回答することで、以下の三つの側面に焦点を当てたデータを取得します。

1. 抗加齢QOL(Quality of Life)
2. 食生活
3. 体組成データ

このシステムによって、参加者の加齢度やリスク因子が算出されます。具体的には、骨年齢、筋年齢、血管年齢などの指標が生成され、加齢に伴うリスク要素が評価されます。これにより、アンチエイジングに関する情報が視覚的なレーダーチャートとして表現され、利用者や介護者が改善点を把握しやすくなります。

導入の背景


日本の高齢化が進む中、高齢者の健康管理がますます重要な課題となっています。従来の方法では採血などが必要でしたが、この新しいシステムは問診によって簡便にデータを収集可能であり、定期的な測定も容易になります。これにより、利用者の健康状態を持続的に把握することができ、効果的なアンチエイジングプログラムの実施に役立ちます。

共同開発者について


このシステムは、同志社大学大学院生命科学研究科の米井嘉一教授と日本シューターが共同で開発しました。米井教授は抗加齢医学の第一人者として知られ、多くの研究成果を世界に発信してきました。彼の豊富な知見が、このシステムの質を高める要因となっています。

施設の特徴


「デイサービス暖団 草津」は、抗加齢医学に基づくアプローチに特化した施設です。この施設では、日本抗加齢医学会認定の指導士が常駐し、高齢者の健康維持を支援します。そこでは、利用者が持つ健康課題に対して個別にアドバイスを行い、生活習慣の改善に向けた具体的な行動を促します。

今後の展望


日本シューターは、デイサービス施設での実践を通じて得たデータをもとに、この抗加齢システムを全国の介護施設や公共団体などで販売を予定しています。高齢者の健康促進事業において、効果的なサポートが提供できることが期待されています。

高齢者がより健やかな生活を送るために、このシステムが大きな役割を果たすことでしょう。今後の展開にも注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社日本シューター
住所
東京都千代田区神田駿河台2-9
電話番号
03-3518-8610

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