不登校生の新しい舞台「不登校生動画甲子園 2025」
ショートムービープラットフォームとして注目されるTikTokが、2025年の夏に向けて「不登校生動画甲子園」を開催します。このコンテストは、不登校を経験した若者たちが、自らの思いや学びを動画を通じて表現する場として設けられています。
コンテスト概要
「不登校生動画甲子園 2025」では、テーマを『不登校で見つけたこと』として、指定された4曲の中から楽曲を選び、1分以内の動画を制作することが求められます。コンテストへの参加資格は、13歳以上20歳未満で、不登校を1日でも経験した個人またはグループです。応募は簡単で、動画を投稿の際にハッシュタグ「#不登校生動画甲子園」を添えるだけで完了します。
審査委員の顔ぶれ
特に注目すべきは、今年の審査委員長に日本文学研究者として名高いロバート・キャンベルが就任したことです。彼は江戸・明治時代の文学に関する専門家であり、その豊富な知識がコンテストの評価に大いに寄与すると期待されています。また、アンバサダークリエイターにはぼっち系動画クリエイターのわたげが参加。彼女は自身の経験を活かし、不登校生に桦する意義を広げています。
その他の審査委員には、映画監督の枝優花、精神科医の斎藤環、不登校ジャーナリストの石井しこう、TikTok APACゼネラルマネージャーの佐藤陽一など、様々な専門家が名を連ねており、多角的な視点での作品選定が行われるでしょう。
特別審査委員制度
今年は、特別審査委員として不登校の経験を持つ当事者やその家族100名を募ります。これは、実際の経験者の声を審査に反映させ、より多くの視点から社会に不登校の実情を伝える狙いです。
事前プログラム
コンテストに向けた事前プログラムも充実。2025年7月5日には、審査委員との個別相談や講習会が予定されており、応募者一人ひとりをサポートする機会が提供されます。この内容を通じて、参加者同士の交流や意欲の向上を図ります。
誰かに伝えたい学びキャンペーン
このコンテストは「誰かに伝えたい学びキャンペーン」と連動しており、学びや発見を共有するプラットフォームでもあります。これを通じて、参加者たちが創作活動を通じて学びを共有する機会となります。
まとめ
「不登校生動画甲子園 2025」は、ただの動画コンテストではなく、若者たちが自身の経験を通じて誰かの背中を押し、一歩を踏み出すための重要な機会です。自らの思いを形にし、社会に向けて発信するこの場で、あなたのメッセージを伝えてみませんか?
参加方法
動画応募期間は2025年6月20日から7月31日まで。その後、表彰式が2025年8月24日に横浜で開催されます。参加希望者は、早めに準備を始め、自分の思いを動画に込めてみましょう。詳細は公式サイトで確認できます。
(注:スケジュールや内容は予告なく変更される場合があります。)