新たなご当地ソングで大阪を魅力的に
株式会社ジーリーメディアグループの代表取締役、吉田皓一氏が、12月14日に中国語で歌う新しいご当地ソング「Osaka Explorer」を公開しました。この楽曲は、吉田社長が自身のYouTubeチャンネル「吉田社長Japan TV」にて配信され、大阪の観光名所や食文化を歌に乗せて広めることを目的としています。特に、2025年に開催される大阪・関西万博を見据え、大阪の魅力が詰まった一曲となっています。
吉田社長が描く大阪
「Osaka Explorer」では、大阪の鉄道、歴史、名産品について、吉田社長が直接作詞を手掛け、流暢な中国語で親しみやすく伝えています。これにより、台湾や香港の観光客に向けて、大阪の魅力を新たな形でアプローチすることが可能になります。日本の魅力を歌で伝える試みとして、非常に新しい切り口です。
また、吉田社長が運営する「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」は、月間約290万人ものユニークユーザーを誇る台湾人・香港人向けの観光情報サイトです。ここでは、様々なコンテンツを通じて日本観光の情報が発信されており、歌のプロジェクトもその一環として位置付けられています。
今後の展望
ストリーミング配信だけでなく、映像として残すことで多くの人々にアクセスされ、より多くの観光客を大阪へ呼び込みたい基本的な戦略があります。さらに、2024年9月には第1弾となる「SUSHI PARTY」もリリース予定で、こちらも日本の食文化を題材にした楽曲です。
このように、吉田社長の取り組みは地域への関心を深め、訪日観光の促進に寄与することを目指しています。各地の魅力を歌で表現することで、OTAKU文化を持つ若い世代や観光客を新たに取り込む機会としています。
会社の背景
ジーリーメディアグループ自体は、大学卒業後に朝日放送に勤務していた吉田社長が、台湾や香港の観光市場に注目し、2012年に日本の観光情報サイトを開設したことから始まりました。以来、今では海外の観光客向けに日本の魅力を発信する重要な情報源となっています。
今回の「Osaka Explorer」は、吉田社長の中国語能力を活かし、他の外国人観光客に向けた新たなプロモーションの試みでもあります。特に、外国に居ても観光地の魅力を歌にのせて感じてもらうことで、訪日意欲をかき立てる狙いがあります。
大阪の良さを歌い上げたこのプロジェクトは、単なる音楽の枠を超えて地域活性化の一助となることでしょう。また、これを機に他の47都道府県の魅力も歌で発信する計画が進んでいます。歌を通じて日本各地がどのように楽しまれるか、今後が楽しみです。