「WILL WATER PSJ」で安全な飲水環境を実現
株式会社WILL JAPAN HOLDINGSは、同社の水道直結式マルチウォーターサーバー「WILL WATER PSJ」が、第三者試験機関での試験により、PFAS(有機フッ素化合物)の一部であるPFOSおよびPFOAを90%以上除去できることを確認したと発表しました。これは、人々が日常的に飲む水の質を大きく向上させる新技術といえます。
PFAS問題の深刻さ
最近、全国の水道水や地下水中からPFASが検出されるケースが増加しています。2024年11月に環境省と国土交通省が行った調査では、3,755水道事業社の内、検査を実施した1,745事業社の約2割、332事業社でPFASが検出されました。PFASはその特性上、環境中に長期的に残留しやすく、人体に対しても深刻な健康リスクをもたらす可能性があります。そのため、今後はPFAS含有水質の改善が法的に義務付けられる方向に進んでいるのです。
「WILL WATER PSJ」の特長
「WILL WATER PSJ」は、こうした背景を受け、PFASを確実に除去できる機能が求められています。以下に主な特徴を挙げてみましょう。
水道直結式の利便性
- - PFAS除去: 使用する水は有害物質を除去した安全な水で、安心して飲むことができます。
- - 水の利用の自由: 使用量を気にせずに水を使うことが可能で、重いガロンボトルの交換や購入の手間もありません。
- - 環境保護: ペットボトルのごみを削減し、SDGsに貢献しています。
多様な水の提供
- - 炭酸水も使用可能: 冷水、温水に加え、最大5barの強炭酸もボタンひとつで楽しめます。
- - 製品の選択肢: 浄水モデルや炭酸水モデル、水素水モデルなど、用途に応じた4つの機種が展開されています。
健康を考慮した設計
- - 衛生面への配慮: 上から吐水するカラン方式によって、コップに触れず清潔に使用できます。また、オプションでタッチレスセンサーが搭載可能。
スタイリッシュなデザイン
- - デザイン性: オプションで紙コップを収納できるカップホルダーを内蔵でき、洗練されたデザインが印象的です。
環境への取り組み
このウォーターサーバーの開発は、ただの利便性だけでなく、地球環境への配慮としても重要です。国内の自治体やホテル、企業などへ導入が進んでおり、その効果が実証されつつあります。特に、宿泊業界や飲食店においては、水の安全性とともに、ビジネスの効率向上にも寄与しています。
展示会への参加
2025年2月4日から7日の間、東京ビッグサイトで行われる「HCJ2025 第53回 国際ホテル・レストラン・ショー」に出展し、「WILL WATER PSJ」の実機展示や試飲体験会も開催予定です。新しい技術を体験するチャンスをお見逃しなく!
会社概要
- - 会社名: 株式会社WILL JAPAN HOLDINGS
- - 代表者: 代表取締役保住 大輔
- - 所在地: 東京都江戸川区松島2-34-9
- - 設立: 2011年3月
- - 事業内容: ウォーターサーバーの開発・製造・販売
- - 資本金: 1,000万円
- - 公式サイト: WILL JAPAN HOLDINGS
「WILL WATER PSJ」は、安全な飲水環境を提供することによって、今後の社会にも大きな影響を与えることでしょう。