日本ラグビーの未来を支える新たなクラウドファンディングサービスのスタート

日本ラグビーを支える新しい形「JAPAN RUGBY CROWDFUNDING」

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会（JRFU）は、2025年7月9日より、国内最大級のクラウドファンディングサービス「JAPAN RUGBY CROWDFUNDING」の提供を始めます。この新サービスは、全国のラグビーコミュニティでの資金不足を解消し、ラグビーの普及と発展を支えることを目的としています。

目的と背景

ラグビーは日本においても多くの人に愛されるスポーツですが、その運営には様々な資金が必要です。合宿や遠征、スクール運営、地域大会の開催など、日頃から活動を行う中で資金調達が大きな課題となっています。JRFUには多くの声が寄せられ、これに対処する方法として「JAPAN RUGBY CROWDFUNDING」の構想が生まれました。

サービスの特徴

このクラウドファンディングは、全国のラグビー協会、クラブチーム、スクール、イベント主催者、選手や指導者、審判員など、ラグビーに関わる全ての人々が対象です。具体的には、以下のような特長があります。

- 低手数料：通常手数料17％を特別手数料15％に設定。内容はCAMPFIRE手数料10％と決済手数料5％（税別）。
- JRFUの広報支援：プロジェクトはJRFUのオウンドメディアを通じて広く告知されます。
- 専門的なサポート：専任のアドバイザーがプロジェクトの内容をブラッシュアップし、効果的な告知方法を手厚く支援します。

具体的な流れ

1. エントリーフォームから申し込みを行います。
2. 案内メールに従い、面談を実施しクラウドファンディングページを作成。
3. JRFUとCAMPFIREによる審査を経て、プロジェクトが公開開始されます。

公式アンバサダーのメッセージ

元ラグビー日本代表の五郎丸歩さんと女子セブンズ日本代表だった桑井亜乃さんが、公式アンバサダーとして就任しました。五郎丸さんは「ラグビーは人をつなぐスポーツ」と、その魅力を広める活動に意欲を示しました。桑井さんも「ラグビーの価値をもっと多くの人に届けたい」と話し、この取り組みの重要性を訴えています。

今後のプロジェクト

すでに「ラグビーをもっと身近に」することを目的としたプロジェクトが進行中です。具体的には、全国の18,000校にラグビーとの出会いを提供する試みや、九州地域での親子ラグビー体験会が計画されています。

今後も新たなプロジェクトが続々と登場する予定です。興味がある方は、「JAPAN RUGBY CROWDFUNDING」の公式サイトをチェックしてみてください。