パナソニック、新体調ナビゲーションサービス「RizMo」の機能拡充を発表

パナソニックが女性向け体調管理サービス「RizMo」を本格展開

パナソニック株式会社は、体調ナビゲーションサービス「RizMo」の新たなサポート機能を追加し、2025年10月10日より本格展開を開始します。このサービスは、女性の健康管理を支援することを目的としており、先行展開された際には多くの好評を得ていました。

新機能の具体的な内容

1. オンライン健康相談

新たに追加された機能の一つとして、看護師や薬剤師、臨床心理士といった50名以上の専門家によるオンライン健康相談があります。このサービスでは、ユーザーはテキストやビデオ通話を通じて無料で相談が可能です。体調管理や妊活に関わる悩みなど、様々な不安を専門家に相談できる体制が整っています。

2. LINEを介したパートナー共有機能

さらに、体調情報や生理周期に関するデータをLINEの公式アカウントを通じて家族やパートナーと共有する機能も追加されました。この機能により、「言いづらい」と思っていた体調の話題も自然にコミュニケーションできるようにサポートします。

RizMoの概要

体調ナビゲーションサービス「RizMo」は、特に女性のライフスタイルにおける課題にフォーカスしており、月経リズムと密接に連動した機能を持っています。具体的には、衣服内温度や睡眠状態を計測する「リズムモニター」というウェアラブルデバイスと、専用アプリが提供する体調データの分析により、ユーザーはその日や未来の体調を予想することができます。

このデバイスは国内の家電としては初めてのもので、特に生理周期に基づいてパーソナライズされた体調レポートを自動生成し、個々に合ったアドバイスを提供するという点が特徴です。

先行体験ユーザーの声

実際にサービスを利用したユーザーからは、「自分の体調を客観的に把握できるようになった」「家族とのコミュニケーションが増えた」といった声が寄せられています。特に、体調の予測機能が日々の生活に良い影響を与え、より計画的な生活ができるようになったという意見がありました。

社会的な意義と今後の展望

パナソニックは、女性特有の体調不良は個人の問題ではないと考え、家族や社会全体で取り組むべき社会課題として位置付けています。今後も、女性の健康を守るために、環境を含めた包括的なサポートを続ける方針です。

このサービスの本格展開を記念し、株式会社ファミワンとの共催によるオンラインセミナーも予定されています。女性自身が抱える健康の悩みを共有し、前向きにケアしていくための情報が提供される機会となるでしょう。