ファミリーマートが提案する新しい食品ロス削減のカタチ
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区)が、サステナブルな商品の開発に注力し新たに発売するPB商品のラインアップを発表しました。これらの製品は「もったいないを、おいしいに」というコンセプトのもと、規格外や端材とされていた食材を利用し、食品ロスの削減を目指しています。
新商品のご紹介
2025年6月17日(火)から全国のファミリーマートで販売開始される新商品には、牛肉の切れ端を使用した「コムタンスープ」(304円税込328円)や、銀鮭のカマを使用した「直火で香ばしく焼き上げた銀鮭のカマ焼き」(306円税込330円)があります。これらのアイテムは沖縄県を除く16,000店舗で展開され、持続可能な食文化を支える一環として位置付けられています。
コムタンスープ
コムタンスープは、韓国の代表的なスープ料理で、じっくりと煮込むことで出た牛の旨味が特徴です。本商品は、ファミリーマートのPB商品「やわらか厚切り牛肉極とろっビーフシチュー」を作る過程で出た牛肉の切れ端を利用しており、合計約6トンの切れ端が使用される予定です。このスープは、牛骨や牛テールを8時間以上煮込むことで、深い味わいを実現しています。
緊急販売:「直火で香ばしく焼き上げた銀鮭のカマ焼き」
チリから輸入した銀鮭のカマを使用した商品も注目です。希少部位のカマは良質な脂を含み、特別な味付けで仕上げられています。これも、通常は廃棄される部分を有効に活用する良い例です。
持続可能な漁業の推進
ファミリーマートは、国連が制定した「持続可能な食文化の日」にちなんで持続可能な漁業を支援する商品も発売します。アラスカ産の天然シーフードを使用した「直火で香ばしく焼き上げたからすかれいの西京焼き」(397円税込428円)や「熟成仕立てほっけの塩焼き」(315円税込340円)などが含まれており、これらの商品も持続可能な漁業の考えを反映したものです。
食材の有効活用と消費者へのメッセージ
新商品のパッケージには「もったいないを、おいしいに」というマークが付けられ、これにより消費者にその意図を伝えます。ファミリーマートは、不要な食品ロスを出すことなく、食材の価値を最大限に引き出すことを目指しています。食材を賢く利用することで、未来のために持続可能な経済を築くという姿勢が強調されているのです。
まとめ
これらの取り組みを通じて、ファミリーマートは環境保護や社会貢献を実現し、お客様にとっても価値のある選択肢を提供しています。ぜひ次回、ファミリーマートを訪れた際には、これらの新商品の取り組みに目を向けてみてください。「もったいないを、おいしいに」を体感し、新しい食文化の一端を支えてみませんか?
見かけた際には、手に取ってその志を感じていただければ幸いです。ファミリーマートは、これからも地域やお客さまに寄り添い、なくてはならない存在を目指してまいります。