大学におけるAI活用とデジタル学生証の未来を探るセミナー
2025年8月28日、学習分析学会が主催する特別セミナーが大阪で開催されます。このイベントは、学習履歴データの生成や活用をテーマに、最新の教育技術の動向を紹介するものです。対面とオンラインのハイブリッド形式で行われるため、幅広い参加者が集まることが期待されています。
セミナーの概要
本セミナーでは、株式会社デジタル・ナレッジの取り組みを中心に、eラーニングの専門知識を生かした実践例が紹介されます。特に、学習履歴を統合管理するデジタル学生証の導入事例や、教育データの利活用方法について掘り下げていく予定です。
参加対象者
このイベントには、大学教員や事務担当者だけでなく、研究者や学生、教育関連企業の方々も参加できるプログラムとなっています。デジタル学生証に関連する内容や、大学DXの実現に興味がある方々にとって、非常に貴重な機会となるでしょう。
当日のプログラム
1.
開会挨拶 15:00~15:05
卯木輝彦氏(学習分析学会副理事長)が挨拶を行い、セミナーのスタートを切ります。
2.
実践事例紹介 15:05~16:30
- 株式会社デジタル・ナレッジからは、西日本支社長の小松理人氏が登壇し、企業の取り組みと提供できるサービスについて説明します。
- さらに、大学教育におけるデジタル技術の最新事例や、産学連携の取り組みを紹介するセッションが続きます。
- ゲストの妻鳥貴彦氏(高知工科大学准教授)も参加し、医療分野における学習履歴活用の実践事例について講演。
- また、デジタル・ナレッジの三堀将寛氏が、トレパやデジタル学生証に関する具体的な事例を紹介します。
3.
パネルディスカッション 16:30~17:00
セミナーの後半では、パネルディスカッションが行われ、デジタル学生証の未来に向けた可能性や課題について議論します。このセッションでは、パネリストが複数の視点から意見を交わします。
参加費用
本セミナーの参加費は、学習分析学会の会員にとっては無料で提供され、非会員は1,500円の料金が設定されています。現場での回事参加が推奨されていますが、オンラインでも気軽に参加できる環境が整っているため、キャパシティに応じた参加方法が選べます。
企業紹介 - 株式会社デジタル・ナレッジ
株式会社デジタル・ナレッジは、創業から30年の歴史をもつeラーニング専業ベンダーです。日本で初めての専門ソリューション企業として、数多くの組織に3000以上のeラーニングシステムを導入し、教育効果の最大化に向けた取り組みを進めてきました。現在も、先進の教育テクノロジーと環境を整え、より良い学びの架け橋となることを目指しています。
大阪でのこのセミナーは、大学教育におけるデジタル革命の現場を理解し、今後の展望を見据える貴重なチャンスです。興味がある方はぜひご参加ください。