STCトレーニング理論
2023-09-22 21:18:48
旗の台発!最先端トレーニング理論STC、地域密着型企業が全国へ発信
旗の台から世界へ発信!最先端トレーニング理論「STC」
2023年、東京・品川区旗の台に、世界的なトレーニング理論「STC(Strength Training and Coordination)」の講習会が開催され、大きな話題となっています。主催するのは、地域密着型の企業、有限会社新井湯。銭湯経営からスタートした同社が、なぜ最先端のトレーニング理論の普及に力を入れているのでしょうか?
ラグビー日本代表を支えたメソッド
STCは、2015年ラグビーワールドカップで日本代表を勝利に導いたオランダ人コーチ、フラン・ボッシュ氏の理論を体系化したものです。最先端のトレーニングとコーディネーションを融合させたこのメソッドは、現在フランスで開催中のラグビーワールドカップでも注目を集めており、その効果は世界的に認められています。
熱気あふれる講習会
3ヶ月に一度開催されるSTC講習会は、「Basic」「Advance」「Rehabilitation」「Professional」の4つの基本コースと、それらを修了した人だけが受講できる「Master Course」から構成されています。各コースは座学と実技の両面から構成され、参加者は熱心にトレーニングに取り組んでいます。募集開始からわずか5分で定員48名に達するなど、その人気は高く、全国からトレーナーや指導者らが集まってきます。特に、10月に開催される「Advance Course」は初開催となるため、注目が集まっています。来年には、全てのコースを修了したトレーナーを対象とした「Master Course」の日本初開催も予定されています。
地域貢献から生まれたフィットネス事業
有限会社新井湯は1935年創業の老舗企業です。創業当初は銭湯「新生湯」として地域に貢献してきましたが、近年は高齢化社会の課題に対応するため、銭湯の脱衣所を活用したデイサービス事業などを展開。さらに、2018年には介護予防の観点からフィットネス事業に参入し、「P2M Performance」などのフィットネス施設を旗の台に展開しています。
全世代を支えるP2M Performance
「P2M Performance」は、最先端のコンディショニングを通して、あらゆる世代の人々が「今の自分」をアップデートできる場所を目指しています。パーソナルトレーニングやセミパーソナルトレーニングに加え、高齢者向けの機能訓練特化型デイサービス「P2M Care ALK.」なども運営。小学生から高齢者まで幅広い年齢層が利用しており、地域住民の健康増進に貢献しています。
世界と地域をつなぐ理念
P2Mグループは、「Think Globally, Act Locally.」を理念に掲げ、世界最先端のスポーツ科学を地域社会に還元しています。銭湯、介護事業、フィットネス事業と、多様な事業を通じて、地域社会の健康と福祉に貢献する姿勢は、STC講習会の人気の背景にもあると言えるでしょう。今後も、最先端のトレーニング理論を全国へ広めるとともに、地域住民に向けた多様なプログラムを提供していくとのことです。
まとめ
品川区旗の台で地域に根付く有限会社新井湯が運営するSTC講習会は、最先端のトレーニング理論と地域貢献という2つの側面を持ち合わせた、注目すべき取り組みです。その熱気と、地域社会への貢献への姿勢は、多くの人々に感動と希望を与えてくれることでしょう。
会社情報
- 会社名
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有限会社 新井湯
- 住所
- 東京都品川区旗の台4-5-17
- 電話番号
-
03-3781-9926