freee人事労務が新機能「時間帯タグ」を公開
フリー株式会社は、freee人事労務において新機能となる「時間帯タグ機能」の提供を始めました。この機能は、特に夜勤勤務が発生しやすい医療業界のニーズに応えるもので、勤怠集計や手当計算をスムーズに自動化します。
「時間帯タグ機能」の導入背景
従来の勤怠管理では、特定の勤務ごとの手当を支給するために、労務担当者が勤務予定や実績を照らし合わせて手動で集計を行っていました。このプロセスは表計算ソフトを使用し、疲れを伴う作業でした。さらに、労務担当者は時間帯タグを個別に入力する必要があり、作業負荷が大きいものでした。
今回の「時間帯タグ機能」により、勤務パターンにタグを結びつけ、登録した時間帯を日ごとの勤怠詳細画面から確認できるようになりました。これにより、特に医療や福祉の分野において、夜勤勤務の集計と手当の計算が自動化され、労務担当者の負担を軽減することが可能になりました。
夜勤勤務を2日として計上
新機能によって、2交代制で長時間労働が行われる医療業界では、今までは1日のみ勤怠が記録されていたため、勤務日数のカウントが限られていました。しかし、このアップデートにより、夜勤を含む勤務を2日間として集計することが可能になりました。これにより、例えば保育園の申請時や各種契約書に必要な正確な勤務日数をすぐに提供できるようになります。
freee株式会社について
フリー株式会社は、2012年に設立され、東京都品川区に本社を置いています。CEOの佐々木大輔氏が代表を務め、会社のミッションは『スモールビジネスを、世界の主役に。』という理念のもと、自由な経営を支援する統合型プラットフォームを目指しています。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、金融機関やパートナーと連携し、オープンなプラットフォームを構築しています。
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終わりに
新しい「時間帯タグ機能」は、特に医療業界で忙しい労務担当者にとっての救世主となるでしょう。この機能の導入により、経営者や担当者はより効率よく業務を遂行し、業界全体の働き方の改善に寄与していくことが期待されます。未来の業務効率化に、多くの企業が注目すること間違いありません。