地域密着型脱炭素支援を実現するNEXYZ.
株式会社NEXYZ.(ネクシーズ)が、碧海信用金庫と業務提携を結び、愛知県の地域経済の核である中小企業への脱炭素支援を開始しました。この取り組みは、LED照明などの省エネ設備の導入を通じて、CO₂排出削減を図るものです。
愛知県は、日本で最も製造品出荷額が高い地域として知られ、多くの中小企業が経済を支えています。しかし、古くなった設備の更新や新技術の導入には初期コストがかかり、多くの企業が足踏みしている現状があります。そこで、碧海信用金庫の分析を基に、こうした課題の解決に向けた支援を行うことになりました。
NEXYZ.のサービス:初期投資0円
NEXYZ.は「ネクシーズZERO」というサービスを提供しており、顧客は初期投資0円で業務用LED照明や空調、冷蔵庫などの設備を導入できます。このプログラムに参加することで、省エネ効果をCO₂排出削減量に置き換えたレポートが提供されます。これにより、各企業は自社のカーボンニュートラルの取り組みを具体的に進めることが可能です。
提携金融機関としては愛知県内で8社目となり、地域に根ざした経済活動を促す取り組みの一環として、企業の設備投資を後押しします。
地域経済の循環を生み出す
「ネクシーズZERO」により、企業の設備導入時の負担を軽減することができ、地域の施工業者に優先的に発注することで、地域経済の活性化も図ります。NEXYZ.が持つネットワークでは、129社の金融機関とのパートナーシップを築き、11万件以上の導入実績を誇るサービスが展開されています。
このように、企業が直面する資金面での課題や担当人材の不足、知識不足といった問題に対して、専門的なコンサルティングを提供し、地域経済と環境貢献の好循環を目指しています。
企業の未来を共に創る
NEXYZ.中部の責任者神谷拓歩氏は「今回の提携を通じて、安城市を中心とした三河地方においても、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをより進めていく」と意気込みを語っています。この提携により、愛知県の中小企業の脱炭素化を加速し、地方から日本全体の未来を明るく照らすことを目指します。
今後も碧海信用金庫をはじめとする地域企業との連携を強め、省エネ設備の普及促進に努めていくことで、さらなる環境改善を図っていく考えです。
まとめ
NEXYZ.と碧海信用金庫の提携は、単なるビジネスの枠を超え、地域社会の持続可能な発展への道を開くものです。愛知県内の中小企業が新たな一歩を踏み出すためのサポートとして、今後も注目が集まるでしょう。