第30回みんなの西鉄バス・電車絵画コンクール、優秀作品が決定！

第30回「みんなの西鉄バス・電車絵画コンクール」が盛大に開催

西日本鉄道株式会社（以下、西鉄）が主催する第30回「みんなの西鉄バス・電車絵画コンクール」が、2025年7月1日から8月31日までの期間に開催されました。このコンクールは、572点もの応募作品の中から、最優秀賞2点を含む30点の優秀作品が選ばれました。今回のお題は「みんなの西鉄バス・西鉄電車」。子どもたちは、未来に乗りたい夢のバスや電車、あるいは大好きな運転士や車掌をテーマに、自分の思いを絵に表現しました。

優秀作品と受賞者

今回、選ばれた最優秀賞の作品は以下の2点です。

1. バス部門

- 受賞者: 日野彰人（ひのあきと）さん（小学1年生）
- 作品名: 「バスで野球の応援に行こう！！」
- 本人のコメント: 「今年、西鉄バスに乗って人生初の野球観戦に行きました。テレビの前では味わえないワクワク、ドキドキした気持ちを絵に込めました。これからも何度でも、勝っても負けても、西鉄バスに乗って応援に行きたいです。」
- 審査員講評: 野球への思いがあふれる発想豊かな作品で、バスやタイヤの形状がユニークで、構図も魅力的です。

2. 電車部門

- 受賞者: 内田晴真（うちだはるま）さん（5歳）
- 作品名: 「すいりくくううちゅうりょうよう電車にじてつくん！」
- 本人のコメント: 「家族を乗せて宇宙の果てまで走りたくて、夢の「にじてつくん」を描きました。手形や指で描いた生き物たちが特徴です。」
- 審査員講評: 虹色の電車と、観る人々の笑顔が印象的で、空や宇宙まで広がる自由な描写が見事です。

優秀作品の実現

日野さんのバスの作品は、2025年12月14日から約1年間、ラッピングバスのデザインとして運行されます。走るのは、福岡市内の竹下線です。また、内田さんの作品は、西鉄電車のヘッドマークデザインとして採用され、2025年12月14日から約3ヶ月間、天神大牟田線で運行される予定です。

表彰式と作品展示

受賞作品は展示され、2025年10月29日から11月3日までの期間、最優秀作品を含む348点が観覧できます。また、表彰式は2025年11月2日、福岡市のソラリアプラザで行われ、30名の優秀者に対し賞が授与されます。

コンクールの背景

西鉄は、子どもたちが身近な交通機関に親しみを持ち、未来に夢を描くきっかけを作るためにこのコンクールを実施しています。応募資格は小学生、幼稚園児、保育園児で、572点の応募があった今回のイベントは、地域社会への大きな貢献となることでしょう。西鉄は「まちに、夢を描こう。」というメッセージのもと、未来を担う子どもたちに、楽しさやときめきを提供し続けていく予定です。

コンクールの詳細情報や運行スケジュールは、西鉄の公式サイトで確認できます。