イオンの新たな取り組み、電子レシートの導入
イオンが「幸せの黄色いレシートキャンペーン」に新たに電子レシート機能を追加することを発表しました。このデジタル化、大いに期待される地域貢献の新しいかたちです。2025年3月11日から開始され、従来の紙レシートに代わる新しい選択肢を提供します。
電子レシートでの参加が可能に
これまでの「幸せの黄色いレシートキャンペーン」では、顧客は店舗で発行される紙のレシートを使って応援したい団体に寄付する仕組みでした。しかし、今後はイオンのトータルアプリ「iAEON」を利用することで、買い物後も場所や時間を問わず、応援したい団体を選び、自宅などでじっくりと投函ができるようになります。これにより、利便性が格段に向上し、ますます多くの人々がこのキャンペーンに参加しやすくなるでしょう。
環境に優しい選択肢
電子レシートの採用は、ただ単に便利になるだけでなく、環境への配慮も考えられています。これまでの紙のレシートを削減することで、環境保護にも寄与します。イオンは、持続可能な社会の実現へ向けた一歩として、この取り組みを進めています。
「幸せの黄色いレシートキャンペーン」の歴史
このキャンペーンは2001年に始まりました。ジャスコ(現イオン)が社名を変更し、毎月11日を「いい日・いい街・イオン・デー」と定め、地域の環境保全や社会貢献活動を通じて、地域とのつながりをより強固にすることを目的としています。これまでに、約45万の団体に51億円相当の寄贈が行われてきました。
お客様とのさらなる連携
新しい投函方法を通じて、イオンは顧客と組織のつながりをより強め、地域の活性化に貢献すると共に、参加する側の気持ちを大切にしたサービスを提供します。「iAEON」アプリでは、個々の購入店舗に関連する団体が表示されるため、顧客は自分が直接支援したい団体を選ぶことができます。
便利なアプリのさらなる拡充
「iAEON」は、ノートパソコンやスマートフォンから簡単に操作できる公式アプリで、会員登録を行うことで利用可能です。このアプリを通じて、ポイントをためたり、クーポンを利用したりと、お得な買い物体験ができるのも大きな魅力です。参加者が増え、キャンペーンの効果も高まることが期待されます。
今後もイオンは、環境に配慮した持続可能なサービスを提供し、お客様と共に地域貢献へ取り組んでいくことを約束しています。私たちもこの新しい電子レシートによる取り組みに参加し、地域のために力を尽くしていきたいものです。